チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

年末 香港(2)

2011年01月29日 06時11分12秒 | 香港

晴れ、11度、55%

  もうすぐお正月。中国人、香港人がお金を使うのは、もちろん花ばかりでない。おいしい食べ物とりわけ、珍味と呼ばれるもの。正月にしか食べないようなもの。

 ここ数年、発財鍋などと呼ばれる鍋物がこの時期になると、料理屋でも出される。発財、お金が入ること。あわび、牡蛎、海鼠、しいたけなど乾物も使って、土鍋いっぱいに作られた鍋物。

 旧正前の、上環の干物市場に出向くと、いつもと違った風景。魚の干物の類は姿を消して、高いあわび、海鼠が前面に顔を出す。お値段も、お祝儀価格。今年は、随分高く感じる。

  海鼠。沢山の種類。日本のとげ海鼠も、2番目くらいに高い。

 

  ふかひれ。日本の合成ふかひれが一番安く売られている。

 

  牡蠣。日本の牡蠣は、大きすぎず値段は高い。

 

  干しえび。だしにもなるので、何にでも使える。

 桜海老を求めに行ったわたし。店先から、姿を消している。だって、安いものですから。

  この時期のスナックなるもの、かぼちゃの種。通常はこんなに大袋で売ってはいない。最近は正月前でも、小袋に入れて、売られている。丸いふたつきの入れ物にこのかぼちゃの種や、蓮の実、レンコン,人参の砂糖がけのお菓子を入れて来客に勧める。

 香港の人たちが、こうして祝う正月、町の空気がちょっと違った賑わいを生み出している。私は、毎年、異国人として、この季節を楽しんでいる。

 

コメント
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