晴れ、27度、84%
家で消費するパンは出来るだけ自分で焼きます。自分で焼くと、パン屑まで大事大事です。多めに焼いたパンは冷凍保存します。常温でも日持ちのいいパン、味落ちがはやいパンがあります。フランスパンは、味落ちが一番はやいパンです。余分なものは一切入っていない、粉とイーストと塩と水が作り出すうまさです。 それにご存知のように時間が経つとあのカチカチになります。でも、ケチですから使い切ります。
一番多く作るのは、パンプディング。フレンチトーストより手間がかかりません。カスタード液をちぎったパンにかけ、蒸し焼きするか蒸すだけです。一枚一枚焼かなくてすみます。夏には前の晩に作っておいたパンプディングを冷蔵庫でしっかりと冷たくして、朝ご飯にします。もちろん冬には熱々を。
冷蔵庫の整理を兼ねて、野菜の残り物スープを作ると一緒に食べるのではなく、スープに入れてしばらく煮ます。フランスパンなら煮崩れたりしません。ちょっと、匂いは違いますが、いいお麩とそっくりです。カチカチのフランスパンならおろしでガリガリとすり下ろして、好みの大きさのパン粉も作ります。
暑い朝には、パンサラダもいいものです。パンとサラダではありません。これも前の日の夜に作っておくと、とても美味しくなります。お野菜を適当な大きさにちぎって、これまた適当な大きさにちぎったフランスパンと合わせます。これにドレッシング、私は、米酢とアボガドオイルをタップリとかけて、冷蔵庫に。一晩置くと、野菜の湿り気とオイルを含んでおいしいパンサラダの出来上がりです。これ一皿で、朝ご飯充分です。