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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

博多のイカのお刺身

2017年02月19日 | お外の食事

晴れ、4度、52%

 博多は玄界灘に面して、お魚の美味しい街です。玄界灘を超えて壱岐対馬で揚がるお魚も豊後水道で揚がるお魚も博多に入ってきます。とりわけ博多に見えたら是非召し上がってくださいとお勧めしたいのがイカのお刺身です。

 細造りにしたイカのお刺身、イカそうめんとも呼ばれるものはその名のように白いイカのお刺身です。ところがイカはとれたて、水から上がってすぐのものは白くありません。透明です。この透明なイカのお刺身の美味しさは召し上がった方ならご存知、水揚げ後数時間経った白いものの数倍も歯ごたえ甘みがあります。昨晩はアオリイカを一杯をお刺身にしてもらいました。生簀から上がったものを料理ます。目の前に運ばれてきたイカはまだ足をクニャクニャと動かしています。細造りではなく薄造りです。目の前でおろしてもらう山葵と生姜そのどちらでも味わうことができます。ふにょっとした白いイカとはまるで別物、コリっとした歯ざわりとイカ独特の甘みが口に広がります。

  お次はサザエのお刺身。壷焼きにしても一番美味しいサザエの尻尾、いえ、サザエの一番奥の緑色のところも生で食べるとそのねっとりした美味しさが味わえます。サザエのみはかなりコリコリしていますので、歯の丈夫な方でないと無理かもしれません。

 お次は、クジラの小さな盛り合わせ。 小さい頃はよくクジラをいただきました。父は晩酌に「おばいけ」を所望することもしばしばでした。「おばいけ」は酢味噌でいただきます。昔に比べて「おばいけ」が柔らかいと言うと、主人が「クジラの種類が違うんだよ。」と教えてくれました。クジラの切り落としの様な身を当時飼っていたコリーたちは、展覧会の前ともなると生のまま食べていたのを思い出します。毛艶が良くなると父母が言っていました。クジラが大事な蛋白源だった頃の話です。

 イカはお刺身を食べ終わると、残った頭とげそを別の料理でいただきます。天ぷらと素焼きにしてもらいました。 この天ぷら、半分以上食べた後です。かなりの量の天ぷらです。以前息子夫婦を連れてきたときは、この天ぷらの取り合いをした覚えがあります。お嫁さんが、我が家では遠慮していたら美味しいものはなくなると心得えてくれたのもあの時のはずです。 素焼きはさほど美味しくありませんでした。やっぱり天ぷら。

 生簀からの揚げたての魚を料るこの店は私が小さい頃からあります。 福岡市大名にある「稚加栄」です。品のいい明太子でも有名です。昨夕は店に一歩踏みれた時うっとにおった日本酒の匂い、やはり日本酒と一緒にいただくのが美味しい新鮮なお魚です。お酒は日本各地の日本酒、焼酎があり、ワインも揃っています。博多へお越しの時は行ってみてください。夜は予約を入れていくのがいいかと思います。

 

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