晴、11度、67%
主人と園芸店に行くと思わないものを買って帰ってきます。「アスパラガス」がその一つ、観賞用のアスパラガスではなくて食用です。観賞用のアスパラは造園の方が植えてくださっています。徒長しすぎるのでしばしば刈り込みます。細い葉っぱは夏には涼しげに見えます。太いアスパラガスは高級品ですが、細いお安いアスパラガスも出回っています。
アスパラガスは植えて2年目から収穫できるのだそうですが、今年から採れると書かれた大株を買いました。買うのは主人ですが、育てるのは私です。土に植えて水だけあげました。気温が上がるとすぐに芽が出ました。あっという間に、15センチほど。 太いアスパラではなくて細いアスパラです。先の穂が開いては美味しくありません。もう少し太らせようと、予定より1日置いて昨日刈りました。たった2本です。サラダに入れようと思っていたのですが、お昼の一皿があまりに色どりが悪いので緑をいただきました。
シメジとステーキ用のお肉を細切りにしたものを炒めただけのお昼ご飯、最後にアスパラを入れました。香港ではこの手の細いアスパラはもっぱらタイかベトナムから入ってくるもので、美味しいというほどではなかった記憶があります。細いアスパラガスは根元の方もすじばっていなくて食べられるのがいいところ。我が家のアスパラガス、細いくせに根元はすじだらけです。ところが細いアスパラガスで味わったことのない甘みを感じます。アスパラガス特有の青臭さはありませんが、とにかく甘い、これこそ採れたての甘さです。
2本のアスパラガスを採った後の地面は何もありません。また出てくるのかと地面を見つめます。次は生でかじってみようと決めています。採れたては美味しい。