晴、12度、73%
義母の骨折入院が思いの外延びています。風邪を拗らせてリハビリが進みません。毎日の病院食だけでは口さみしいだろうと毎日お菓子を届けます。
お彼岸におはぎを作って持って行きました。「何でおはぎなんか作ったの?」「お彼岸よ。」翌日行くとまた聞きます。「何でおはぎ作ったの?」最近こんな会話ばかりです。出来るだけ餡もの、柔らかいものがいいと思いますが、毎日となるとクッキーなども持って行くことになります。
昨日は桜餅を作りました。道明寺粉の色付けに一番気を使います。やたらに桃色になっては興ざめです。ほんのりを心がけますが、そこが難しい。桜餅は桜の葉っぱの香りをいただくお菓子と思います。かすかに暖かさの残る餅を葉っぱに包むと、桜の香りが立ち上がります。
最初はお仏壇に上げてから、お茶を点てました。新しい抹茶の封を切りました。 日差しの暖かな庭を眺めてのおやつです。おはぎの時は何も反応しなかったココさんが、桜餅について回ります。「ちょっとだけよ。」 できたての桜餅を食べたのはココさんと私です。
義母にも2つ、小さめに作った桜餅を持って行きました。一晩冷蔵庫に入れても固くならない桜餅です。