雨、11度、54%
私が家を空けたのは一日半、その間福岡はずっと雨だったようです。昨日も時折激しい雨が降る不安定なお天気でした。予想していましたが、家の周りは落ち葉がいっぱい、風も強かったのでしょう。大量の落ち葉搔きから仕事が始まりました。
夏のような暑さが11月に入るまで続きました。庭の「バジル」は種を枯らさずにいました。しかも葉っぱは緑緑しています。種が取れないと「ジェノバソース」が作れません。昨日の朝は冷え込みました。庭の「バジル」の葉がやや色褪せて見えました。これ以上待つことはできません。雨を含んだ庭土です。太くなったバジルを引っこ抜きました。枯れかけた花は乾燥させるため別の袋へ入れ、葉をむしります。
庭にバジルの強い香りが広がります。30年以上作り続けてきた「ジェノバソース」去年はバジルの不作で一年途絶えています。お魚にお肉にもちろんパスタ、お米料理にも使います。市販のものよりオリーブオイルを少なくして冷凍庫で保存します。出来立ての「ジェノバソース」の味と数ヶ月寝かせた味とは違います。フッレシュナ味も全体が落ち着いた後の味も味わう事ができるのが家で作る楽しみです。
松の実、オリーブオイル、にんにく、チーズを適当にブレンダーに放り込みます。 中の様子を見ながら分量加減します。
「パクチー」「ケール」を使った「ジェノバソース」を作ってみました。「ケール」にはクルミを合わせました。「パクチー」にはオイルを癖のない「太白ごま油」に替えました。それぞれに美味しさはあるものの、食べ慣れた「バジルのジェノバソース」が一番です。
「ジェノバソース」を使った料理を食べていると「あおむし」になった気がします。緑が凝縮されたこのソース、植物と太陽の恵みです。
お外仕事の間中、ココもお庭の陽だまりで過ごしました。たくさん植わっていたバジルの跡がすっぽりと寂しくなりました。庭が冬の姿に向かっています。
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