小雨、8度、70%
ほぼ毎日走り始めて25年になります。走り始めた頃の自分の服装を思い出します。走るために新調した服装ではありませんでした。主人に付いて香港の山歩きをする時の服装で走っていました。長く続くとは思ってもいませんでしたから。
ウォーキング用のシューズ、コットンのタンクトップ、短パン、普通のコットンのソックス。基本的には今も変わりません。タンクトップ、パンツは素材が進化しました。コットンから新素材へ、汗も吸います、すぐに心地よく乾きます。現在は一歩進んで夏は涼しく冬は保温性まである素材が出ています。もちろんスタイル自体の変化も、より体に密着してそれでいて締め付けないデザインです。ソックスの変化も素材、足への負担を少なくする構造へと進化しています。土踏まずのサポート、フィット感が抜群です。全てに無駄がなく体に添います。
でも一番の進化はシューズです。25年前は今のようにスニーカーブームではありませんでした。「運動靴」の感覚が強くファッション性はなく市民権のなかった「スニーカー」はホテルでは履けないものでした。今はよりどりみどり、私よりご高齢の方達も派手な「スニーカー」を日常的に履いています。色、形も素敵ですが、その機能性の進化には目を見張ります。
軽くなりました。これも新素材のおかげです。走るための「スニーカー」にはより速く走れるような構造がなされています。地面からの反射力を十分活かす構造だそうです。地面をしっかりと掴み、斜面も濡れた道も共に走ります。「ジョギングシューズ」は走る者にとっては大事な相棒です。
先日の65歳の誕生日に新しい「ジョギングシューズ」を下ろしました。一年前から買ってあった「ジャギングシューズ」です。古くなったシューズから新しいものに切り替える事がなかなか出来ません。「愛着」です。新しいシューズを買っても古い方をとことん履きます。紐のサイドに破れができました。かかとのスレが目立ちます。一緒に走ってきた大事な靴です。替える日は特別な日にと決めています。丸2年、履きました。
新しい靴は、軽い!の一言。足ばかりが目立つような底がやや広めのデザインです。「うまく走れるか?」心配でしたが、いい調子です。色は今までにない軽やかなグリーンを選びました。
走って帰ってくると、「ありがとう。」とシューキーパーを入れて靴箱になおします。また2年、この靴が相棒です。
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