晴、7度、80%
義母の施設の冷蔵庫には相変わらず古くなった食べ物が入っているようです。施設を訪問する度に窓口で「冷蔵庫の点検をお願いしますね。」と言われますが、義理の立場上冷蔵庫を開けることが出来ずにいました。そこはさすが実の息子の主人、さっさと冷蔵庫を開けて古い食べ物を始末しました。でもまだ食べれそうと思うものを自宅に持ち帰ってきました。その中の一つがイチジク、ちょうど良い熟し具合ですが、皮はもうシワシワです。冷蔵庫で乾燥してしまったものと思われます。
主人が香港の乾湯葉を持ち帰ってきてくれました。 大きな枝状のこの湯葉はぬるま湯で戻して食べますが、荷物の中で押されて壊れてクズになっていました。ぽろぽろの壊れた湯葉は美味しさは変わりませんが、人様にはお出しできません。
イチジクと豚肉の相性のいいことは周知、生のまま食べるのは「ちょっとねえ。」と思うのでイチジクを豚肉と一緒に炒めてみました。じっくりと豚の脂を出しその脂を絡めるようにイチジクに火を通しました。 豚の脂を吸った温かなイチジクもこれまた美味しい。ほんのりしたイチジクの甘さが豚肉を柔らかくしています。
次の日は、戻した湯葉を「さてどうしよう?」頂き物のネギの殿様「下仁田ネギ」があります。太い甘い「下仁田ネギ」、そうくれば牛肉です。 「下仁田ネギ」の青いところまで全部使って牛肉と湯葉を一緒に炒めました。湯葉のおかげでボリューム満点。「下仁田ネギ」の甘みが美味しさを作ってくれます。
一人のお昼ご飯は何よりも組み合わせを自由に楽しみます。冷蔵庫には残り物なし。
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