曇、29度、78%
昨日は丑の日、風があるものの晴れて33度近くまで気温が上がりました。「うなぎに力をもらいましょう。」
香港に渡った頃は、30数年前のことですが、市場では「うなぎ」が生きたまま売られていました。大きなタライに入れられていました。客が「これ。」と指さすとお店の人が頭に釘を刺してカミソリの刃でスッと開いて売っていました。この店は「カエル」も生きたまま売っていました。私も小学生だった息子もいつも立ち止まってはその様子をじっと見ていたものです。買ったことはありません。衛生上か、病気が流行ったからか「うなぎ」「カエル」を売る店は姿を消しました。
中華料理にも「うなぎ」は使われます。「四川料理」が多いでしょうか。初めて食べた中華料理のうなぎは濃い味付けの煮物だったように記憶しています。帰国前、いいスーパーで見つけたのが「うなぎの燻製」でした。燻の匂いは少なく主人と二人あっという間に食べました。一昨日近くのスーパーで「うなぎの白焼き」を見つけました。「うなぎの燻製を作ろう。」と買い求めました。
蒲焼のように味濃くするのは、おいしさからばかりでなく「うなぎ」の匂いを消す効果もあると思います。「うなぎの白焼き」はいい脂ののりです。わさびで食べるつもりです。このままでも食べられるうなぎにほんのりと色と香りをつけようと燻製を始めました。チップは使わずに、「ジャスミンティー」「ライチの紅茶」の葉を使いました。 これに砂糖とお米を足します。唐辛子を入れようか迷いましたが、香りがきつくなるので止めました。
火にかけて「うなぎ」に届く前の煙の匂いはシナモンに似ていました。「うっ?失敗かな?」しばらくすると「うなぎ」の脂と相まっていい香りです。白いうなぎをいい色合いに燻すには火は小さめ、既に火が入っていますので短時間で仕上げます。
鹿児島川内のうなぎだそうです。身が厚いうなぎが好きですが、身崩れもよく「わさび」の味がのりました。白焼きの燻製もいいけど、蒲焼を燻製にするといいかもしれないと次の「丑の日」を待つことにします。
うなぎの白焼きの燻製はサンドイッチに入れたらいいでしょう。昨日は迷った末にご飯と食べました。
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