チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

イノシシ イノシシ!!

2011年01月21日 07時09分14秒 | 日々のこと

晴れ、11度、66%

 

 2泊3日で福岡に帰っていた。福岡と香港の直通便が復活して、4時間ほどの飛行時間で行き来できる。

 今回は所用で、土地感のない町に出向くことになった。私、福岡を離れたのは18のとき。時々帰るといっても、町の広がりは西に東に海を埋め立てるはで、まったく付いて行ける筈がない。同じ区内なのだが、福岡の南にある油山のほうに向かう。朝早く、イエ、暗かったのでそう思うだけ、朝の8時半ごろ、9時の約束の時間に向けて教えられたバス停で降りる。

我が家より、少し山に向かっただけなのに風の冷たさが違う。バス停からすぐと思っていた私、歩いても歩いても目的の住所に行き着かない。そのうち山道に差し掛かる。その上、人の姿などどこにもない。民家の並ぶ道を歩いているのに。そして見えたのが、上の電信柱。

 イノシシが出るらしい。 どうしよう?寒いので着膨れている上に、靴も走るのには適していない。いやいや、走って逃げてはいけないのかしら?いろいろ思い巡らす。

   香港にもイノシシはいる。九龍サイドの西貢の山間。冬場は地元の人がやはりイノシシを捕まえて鍋にする。実は、私も西貢の山中を歩いているときイノシシに遭遇したことがある。でも、あの時は家人と一緒。イノシシ一家は、おとなしく道を横切って山に入ってくれた。怖い私は後ろを振り返り振り返り、家人に着いて歩いた。    今日は私一人。もしイノシシが、出てきたらと、大事な用件よりもそのことで頭はいっぱい。

 うっすらと雪をかぶった油山の山肌がぐっと目の前に広がった。ヤット目的の建物にたどり着く。イノシシ、イノシシと思って歩いていたのでとても長く感じたのだが、バス停から15分ほど。

 考えてみると福岡にイノシシが出ることすら私は知らないで、この町で育ったのだ。産まれ育った土地が急に遠くに感じられた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャンク ビクトリア湾の船

2011年01月18日 05時21分34秒 | 香港

晴れ、13度、78%

 

  香港のビクトリア湾。湾といっても埋め立ては進み、香港島と九龍サイドはますます近づいている。そういってもこの狭い湾を、沢山の定期船、大きな観光船などが行きかう。

 その中でひときわ目立つのがジャンク。昔々から、この湾をねぐらにしている船。

 上の写真は、観光船のジャンク。もともと、魚船。今は、この観光船しかない。

 乗り物って、乗ってみたいものと眺めていたいものに分かれる気がする。もちろん両方もあるけれど。線路際で、電車を見送る子供たち、眺めてあこがれて乗ってどこかに行きたくなる。

 このジャンク、眺めているのがいい乗り物かな。まだ、香港がこんな高層建築のなかったころから、この海を悠々と進むさまでも思い浮かべながら。

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パグ犬モモ 7歳の誕生日

2011年01月17日 08時12分36秒 | もも

晴れ、9度、70%

  今日は、パグ犬ももの7歳の誕生日です。人間で言うと50歳近くになるはずです。私たち夫婦とあまり変わらない歳になりました。

 モモの好きなのは、3度のご飯、時々もらえるおやつ(私たちと同じもの)、散歩(外で座って行きかう人とや車を見ること)。たまに好きな女の子の犬に会うと興奮します。

  飾ってある花をにおうのも好きです。大玉の菊をソファーにあがってにおっていました。

 嫌いなことは、きっと夏になって毛を切られること。それと2度もかまれたシベリアンハスキー。めったに吠えないパグ犬モモ、このハスキーを見つけるとすごい勢いで向かっていき、吠えます。

 この一年は、怪我も病気もありませんでした。お腹をこわすこともほとんどありません。

 口の周りに白い毛が少し目立ってきました。パグで長く生きている子は16歳だとか。もう、半分近くの歳が過ぎました。家の中で飼った犬は、初めてです。沢山の犬を飼いましたが、自分の年齢もあるのでしょう、パグ犬モモとの別れを考えるだけでも辛くなります。

 私が家にいるとき、必ず近くにいます。今も、横のいすでスースー、と寝ています。

 いつもは、チーズケーキを焼くのですが、ちょうど頂いたチーズケーキがあったので、それでお祝いしました。

  お待ちどう。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンを焼くわけ

2011年01月16日 06時40分32秒 | 自分ごと

晴れ、10度、57%

  私が、買ったほうが安いかもしれないのにパンを焼くのは、パン好きな方たちのため。まず、私。そしてパグ犬モモ。次が、5羽の我が家にやってくる鳥たち。

 

 モモと私は朝食に食べるのに、鳥たち、私が仕事に出かける1時30分までに、5回ほど上げる。2組のつがいと、まだ、つがいになっていない一羽。代わる代わるに催促にやってきては、今は葉のない無花果の木に止まって、家の中を覗いている。

  こちらが通称、あたまあり。頭上の羽がある。

  こちらが通称、あたまなし。頭上の羽がない。

 冬になって、外のえさが少なくなっているだろうと思うと、ついつい甘やかして、あげてしまう。

  パンのほかには、りんごとサツマイモ。こちらはパグ犬モモの朝食のおすそ分け。量は知れたもの。もっと面白いのが鳥たちもパンの好みがあること。外の硬いクラストより、内側の柔らかいところがお好き。その上、パンのちぎった大きさにもうるさい。小さからず、大きからず。

 ふと見ると、居間の窓の外から、 もうありません。 

 と、 催促される。  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の台所

2011年01月15日 06時24分48秒 | 自分ごと

曇り、15度、72%

 

 18歳で実家を出て一人暮らしをはじめ、今の台所がちょうど10代目の台所。結婚してから8代目にあたる。どの台所も、大きくなく、小さい私の動線に会うようなコンパクトなものばかり。自分の持ち家ではないから、手を加えることもなくただ工夫して使ってきた。収納場所が多い台所では、ものは片付くが、少なければそれなりの見せ方が必要になる。

  居間から、台所に入るドア。この小さい窓から覗いたのが上の写真。家人やお客さんが中にいる私を覗いている。日本式に言えば、3畳ぐらいかしら?子供は一人しかいなく、彼が我が家を巣立ってからはずっと夫婦二人。二人になっても来客はあるし、パンやお菓子を作るのも、料理も好きだから、台所にいる時間は長い。

  オーブンも洗濯機もビルトインではない。

   窓が二つある。明るくて、この窓から香港島のピークや、わがマンションのプールが見える。棚がそれなりにしっかりとあるので、なべ類は全部仕舞うことができる。棚が少ないと、なべ類をハンギングして、それもそれなりに楽しかった。

 いろんな台所を使ったけれど、狭い広いとか、すごく電化されたものというより、使われてる、生きている台所が好き。散らかっていても、、ちょっとぐらいゴチャゴチャしていても、毎日動いてるなーって思える台所が好き。

  ドアーの裏側。先日帰ってきた息子に、「僕の家の冷蔵庫より小さいね。」といわれた冷蔵庫。私まだ、独立した野菜室付きの冷蔵庫使ったことがない。夏場の来客時は、まずこの冷蔵庫のスペースを作ることからはじめる。

 そろそろ10年、スーと体が自然に動く、私の台所。

 

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ipadのケース

2011年01月14日 07時00分31秒 | 身の回りのもの

曇り、14度、76%

  クリスマスに家人より送られた、ipad。ケースを探すが香港にはあまり気に入ったものがなかった。そこで寒さしのぎに、毛糸でケースを編んで着せていた。ネットで探していてもなかなか見つからない。我が家の近くでよく見かける外人の男性、彼がいつも手にしている、ipad。そのケースが欲しいのだ。薄いグレーのフェルトで出来ていて、ブックカバーのような感じ。

 フェルトのipadケースを検索すると、最初に出てくるのがこのケース。

    コメントどおり、素敵な箱に入っている。

   

 書類袋のようなシンプルさがいい。すべて手縫いだそうだ。

 amazon.jpで求めたけれど、.jpでは海外配送をしてくれない。.ukはイギリスから香港まで12冊もの本を送ってくれたというのに。出張で東京に戻った家人に受け取ってもらう。

 いまひとつ気に入らない。保護のためフェルトが硬い。しばらくは使うが、何か自分の欲しいものとは違う気がする。今度日本に帰って、いいフェルトを見つけ自分で作ろうかな?

    なぜか、ペアで持ち運び。

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブリオッシュ

2011年01月13日 06時33分22秒 | パン

曇り、11度、82%

  香港では、世界中のバターが手に入る。世界中というより世界各地。手ごろな値段のニュージーランド、オーストラリア。こだわっているからかしら?値段のお高い日本製。これも種類豊富で値段の高いアメリカ製。安いものから高いものまであるフランス製。

 愛国者である家人は、日本製を買え。と、常日ごろおっしゃる。どこのバターも確かにそれぞれよさがある。薫り高いバター、口解けのよいものなどなど。以前、カルピスから売られている箱入りのバターが香港でも売られていた。これは超高値。買う人がいなくて、姿を消してしまった。私は用途に応じて、フランスのバターの安いもの高いものを使っている。

 ブリオッシュ、2次発酵で冷蔵庫で一晩休ませる。バターが粉の半量、イーストが少なめ。ゆっくりゆっくり発酵させる。卵、ミルクも入るから、生地はリッチ。

   冷蔵庫から出した生地。べたつくが、薄く薄く延びて向こうが見える。

 オーブンに入れて焼き始めると型から上の部分がぐっと持ち上がり膨らみ始める。シュー地が膨らむときのよう。オーブンを覗き込むのが楽しい。

 ちょっと火が強かったかな?

 香港ではこのブリオッシュ、お店でなかなか売られていない。クロワッサンも好きだけど、ブリオッシュの優しさは、形にもあるように思う。

   粉とバターと卵の贈り物。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランチョンマット

2011年01月12日 08時06分58秒 | 日々のこと

小雨、8度、98%

 

 年末年始おいでになる方は、家人の仕事関係の男の人ばかり。女正月とは、よく言ったもので7日を過ぎると女同士の集まりがちらほら。おんなじお客でも、女ばかりはなんだか賑々しい。用意するときも、あの人の好きなものとか、こんなもの作って驚かしてやろうとか。

 そして皆が帰って、山のような食器を見ても、楽しかった時間を思いながら、洗い物。

とりわけ、ランチョンマットとナプキンを洗うのが好き。女だけだと、真っ白で淵にはしごかがりがしてある薄い薄い木綿のランチョンマットを使う。

   何が好きかって、糊付け。

  スプレー式のではダメ。この、古いタイプ。

 洗濯機で洗って、脱水したら、糊をつけまた脱水。干すこと1時間半。ここが大事.これ以上干すとアイロンをかけても思うように伸びずに、またもや霧吹きで、水気を与える羽目になる。

  半乾きの所を、ギュぎゅっと引っ張りながら、糊のにおいのする蒸気が立つのもまた、面白い。

  女の時間なんて、ゆっくりしたもんだな。なんて思える。

 こういう、家でのゆっくりして時間。家人には、家事が忙しくって。と、言っておこう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空き箱 空き箱 空き箱

2011年01月11日 05時30分32秒 | 日々のこと

晴れ、12度、60%

 空き箱が大好き。狭い家なので、溜めておく訳にはいきません。すぐに何かに使います。

 上の写真のようにきれいな色の箱は、そのまま

  風呂敷を入れたり

  きものの小物をまとめたり

 

  見栄えの悪い箱には、好きな布を貼って

  アルバムに入りきれない古い写真

  カードのスットック

  同じ布を貼っていれば、積み重ねて外に出していても目障りではありません。空き瓶、空き缶と違って、空き箱はひと手間かけることが出来ます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ル クルゼの小さなソテーパン

2011年01月10日 06時35分03秒 | 身の回りのもの

晴れ、12度、57%

 おせちに始まって、伊達巻だとか甘い卵焼き、最後に有次の卵焼き器の話まで、我が家では甘い卵ばかりを食べているみたい。いえ、これはあくまでも家人のお好み。私は、どんなに丁寧に捺した松印がついた伊達巻ですら、口にしない。

 九州福岡には鶏卵そうめんという、卵の黄身を砂糖で固めたような和菓子がある。見た目も美しく、一口ならお茶菓子に最適。この鶏卵そうめんを頂いた時、私が殊更に喜んで、大好物です。見たいなことを言ってしまった。それ以来、その方からのお土産は、いつも鶏卵そうめん。甘い卵焼きが苦手なのは、そのあたりが原因らしい。とはいっても、お菓子を作るときは卵に沢山の砂糖をいれ、泡立てているわけだが。

 ル クルゼの16センチのソテーパン、これは私のオムレツと目玉焼き専用。

  オムレツなら3個、目玉焼きなら2個。

 先日、絶賛した有次の卵焼き器とは、まったく反対に短い持ち手、しかもこのまま持ったら,おお焼けどう間違いなし。持ち手の角度も、有次の卵焼き器とは違って角度があまりついていない。では、「不便ですか?」と、聞かれても、答えは、「いいえ、重宝してます。」

  このソテーパンも、有次の卵焼き器もそれぞれに、私の大切な道具です。きっと、甘い卵焼きを作るときと、自分のオムレツを作るときでは、私の中で何かが切り替わるのだと思う。

  ちなみに、パグ犬モモ、どちらの卵もお好き。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする