チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

チューリップは香りがありませんでした。

2016年07月21日 | 

曇り、28度、86%

 主人がお土産にくれたパレードの香水は「チューリップ」という名前が付いていました。チューリップは好きな花のひとつです。うれしくてひと噴きして思います、はてチューリップに香りがあったかしら?思い始めると私の小さな頭はその事で一杯です。翌日、セントラルの花屋を覗きました。チューリップなんて季節外れです。ある方なんて「来年の春まで答えは出ませんね。」とおっしゃいます。

 いえいえ、ここは香港です。あるところに行けばきっとチューリップだってあるはずです。家を出れない日が続きました。昨日早速、島を出て九龍サイドの花市に向かいます。花市の老舗の店ならチューリップがあるはずです。頭のモヤモヤを消さないことには気が済みません。夏の昼間ですから、花市も人が少なく、花までが元気がなく見えます。目指すお店に直行、 ほら、ご覧通り色も形も様々なチューリップが並んでいました。端から順々に匂いを嗅ぎます。そして、やっぱりチューリップには匂いがないのだと確信しました。妙に寂しい気持ちがします。

 主人が買って来てくれたチューリップという名前の香水、 この調香師はチューリップの香りではなくて、チューリップの花を例えた香水を作った訳です。初めてこの香水をつけて休んだ翌朝、目が覚めて起き上がる時枕から立ち上った香りは私の中にチューリップを呼び起こしました。チューリップのイメージです。香りの連想ではありません。香りのマジックです。そのものが持つ香りではないのにその姿を換気させる、香水もそんな手品をして見せてくれます。

 チューリップを一束買おうかと思います。この暑さです、球根ものはあっという間に首から折れてしまいます。買わずに帰ることにしました。どの店も店の中は百合の香りで一杯です。チューリップばかりかラナンキュラスもヒヤシンスも季節外れの花が並んでいます。全てオランダからの輸入物です。オランダからの輸入の花が並ぶ2軒の店は、ほかの店より空調管理がしっかりしています。香港といえど、数年前までは流石に夏には見る事が出来ない花達でした。久しぶりの花市に心がほぐれます。来春まで待たずして、チューリップに香りがあるかと頭のグルグルも解消出来ました。何より香水というものの見方が少し変わったと気付きます。

 

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葉山夏蜜柑  日影茶屋

2016年07月20日 | 日々のこと

雨、26度、96%

 昨日は力仕事最終日、早朝から人の出入りがありました。昼過ぎに一段落、家の中は数日のごたごたで埃っぽく見えます。クリーナーぐらいではすっきりしそうもないのでモップにお雑巾片手に家の中をくるくると回ります。4時少し前、やっといつもの家に戻りました。さてと、遅くなりましたがお三時に。

 2日続けて「とらや」のお羊羹でした。まだ、「珈琲」と「新緑」が残っていますが、これまた大事にとってあった葉山の日影茶屋のお菓子を出して来ました。若い友人の奥様が「真奈さんが気に入る。」とお墨付きのお菓子です。開ける前から重さや形からしてお羊羹かな?と思います。

 葉山の日陰茶屋は昔から続くお料理屋さんです。地の利の良さもあるのでしょうが、レストラン、カフェまで手を拡げていると聞きます。ここのクッキーやセックを頂くことはありますが和菓子は初めてです。表の包装をとると、 やっぱりお羊羹でした。「葉山夏蜜柑」封を切ると爽やかな夏みかんの香りがします。

 いつもはお茶を煎れてからお羊羹を切りますが、どんなお茶が合うかと一口食べてみました。夏蜜柑のピールがいっぱい入っています。そして甘さがぐっと控えめです。緑茶ではなく透き通ったセイロンティーを煎れました。白餡に夏蜜柑のピールが入っているのにお羊羹というより夏みかんゼリーに近い食感です。甘さだけでなく重くないお羊羹、それにしっかりとした夏蜜柑の香り、これは珈琲にも合うお羊羹です。

 3日間お羊羹を食べ続けました。私が生まれ育った福岡にはお隣の佐賀から頂く「小城羊羹」という鄙びたお羊羹があります。鄙びたと思うのは私が小さい頃から身近にあったからでしょう。お羊羹の周りはお砂糖が固まっていてシャリシャリしています。小さい頃はお羊羹が苦手でしたが、このシャリシャリだけは食べることが出来ました。

 餡と寒天で作るお羊羹、随分食べて来たものだと思います。とらやのお羊羹、日影茶屋のお羊羹、思い出にある小城羊羹、お羊羹ひとつとってもその味、そのどっしり感、その香りまでもがこんなに違うとは、この3日続きの三時のおやつお羊羹で知りました。とらやのお羊羹は、甘さといい重みといい究極緑茶がその先にあると思います。日影茶はこの「葉山夏蜜柑」以外の普通のお羊羹も甘さが控えめなのだそうです。

 日本の東西の美味しいお羊羹を堪能しました。日本から離れた香港でこんな贅沢が出来るとは、いつもながら友人達に感謝します。

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三時のおやつ「黒豆黄粉」

2016年07月19日 | 日々のこと

雨、雷、25度、94%

 今日まで続く私の力仕事、昨日は月曜日ということもあり外出後の午後から家にいてじっくり仕事にかかりました。前日より、おやつはとらやのお羊羹、京都限定「黒豆黄粉」と決めていました。 ある友人などはこれぞとらやの王道羊羹、一本一気食い出来るとまでおっしゃいます。三時になったらおやつと決めています。三時になるまでは我慢、我慢。

 黄な粉は大好きです。黒大豆から作った黄な粉は少しグレーがかっています。大豆の黄な粉も色の薄いものから黄土色に近いものまで様々。黄な粉は香りが命だと感じます。口に含んだ時にふっと拡がる香ばしさ、つまり大豆の炒り具合なのでしょうか。

 「黒豆黄粉」流石とらやですから、大粒黒大豆と鶴の子の大豆を炒ったものを使っていると書かれています。ひとつ心配したのが、黄な粉ですからもしかしたらモサッとしたお羊羹かもしれないと思います。あの芋ようかんのようなモッサリかな?

 何も考えずにお煎茶を入れました。ご覧のように切り口も普通のお羊羹です。モッサリなんかしていません。きめの細かいとらやのお羊羹です。ぱくりと食いつけば、そこにはあの香ばしい黄な粉の香り。もう一口かじれば、しっとりとした黄な粉羊羹だと満足。水ようかんのスルスルとお腹に入る感じも好きですが、お羊羹のこのどっしり感は格別です。お茶を一口。黄な粉の香りが緑茶以外のものを誘います。何だろう?冷たいミルクです。この「黒豆黄粉」、緑茶はもちろんですが、冷たいミルクと相性がいいように思います。

 食べてる最中に電話が入りました、長電話になりそうなので、お羊羹を冷蔵庫にいれました。電話を切って、冷たい「黒豆黄粉」と冷たいミルク、思った通りお子様のおやつに様変わりしました。

 お羊羹に黄な粉がコクを付けたような、黄な粉好きにはお勧めの「黒豆黄粉」です。

 とらやの限定版、以前、六本木にミッドタウンがオープンした時には、ミッドタウン限定のお羊羹が売られていました。空港限定版というのもあるそうですが、ある本で読んだパリのとらやの限定商品を思い出しました。確か赤いベリー、ラズベリーかレッドカラントのようなベリーのお羊羹だと記憶しています。その時もどんなお味のお羊羹だろうと私の頭の中はグルグルでした。

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10時のおやつ 3時のおやつ

2016年07月18日 | 日々のこと

晴れ、29度、80%

 昨日は早朝から力仕事、家の中での力仕事ですが暑さも厳しくなって来た香港です。家の中でクーラーが効いていますから汗こそかきませんが体力消耗します。朝の10時前にはお腹が空きました。これはいけないと、直にエネルギーになりそうな甘いものをと思います。アイスクリームも冷凍庫にありますが、大事にとってあるお羊羹の蓋をとりました。

 とらやの小ぶりなお羊羹セット。 夏らしいパッケージです。5つ味違いがあります。「どれにしようかな?」お腹も空いているのに真剣に箱をにらみます。で、やっぱり手に取ったのは右端のとらや王道「夜の梅」でした。小倉が口に当たるのが好きです。クジラの箱をそっととって、立ったまま2口でポイと食べました。そして、後からお茶を入れる行儀の悪さ、仕事の合間の一服です。

 この5つのパッケージがあまりに可愛いので、FBにアップしたところ、このセットは京都限定版だと知りました。京都の方からの贈り物です。左二つ「黒豆黄粉」と「白味噌」は京都だけの販売だそうです。「夜の梅」「新緑」「珈琲」はもう何度も食べたお味です。そこで、3時のおやつに「黒豆黄粉」か「白味噌」を頂くことにしました。

 子供の頃はお羊羹や和菓子がどうも苦手でしたのに、30代の頃はとらやの竹皮のお羊羹一本平気で平らげていました。流石に年齢です、段々消費量が減っています。とらやは時代の流れをよく見た商品を出すものだと関心します。小ぶりな2口サイズが出た時は、小ささに物足りなく感じましたが、今ではそのサイズがちょうど良く思われます。パッケージも和の匂いがする品の良さです。

 待ちに待った3時のおやつ、手に取ったのは「白味噌」です。頭の中では、花びら餅の白味噌餡がグルグルとしています。ちょっと鼻を突く味噌の香りとその塩気が餡にまったりとする花びら餅のあんこがお羊羹になったのかな?仕事をしながら、そんなことばかり考えていました。お茶を点て、座って頂きます。

 小さく一口、お味噌の香りを感じません。そこでガブリと一口。微妙です。白味噌餡ほど味噌の香りはしませんが白餡とも違います。白餡のずっと後ろの方に味噌があるような口当たりの優しいお羊羹です。優しいお味ですが、珈琲、紅茶よりはやはり緑茶がお勧めです。もちろん、モモさんにも少しあげました。

 10時におやつに頂いた「夜の梅」はむしゃむしゃと立ったままモモさんのことも忘れて食べてしまいました。食べ終わったときやって来たモモさん、 匂いで察知してお怒り気味です。

 今日も力仕事が続きます。「黒豆黄粉」をおやつに頂くつもりです。ある方から絶賛お勧めの「黒豆黄粉」です。一本食い出来るほど美味しいそうです。

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香港の旗

2016年07月17日 | 香港

晴れ、29度、86%

 香港が中国に返還されて19年が経ちました。中国人民共和国特別行政区が正式名称です。中国の一部です。返還される前は150年以上もイギリスの植民地でした。私が香港に住み始めたのはまだイギリス領の頃です。そのまだ植民地であった頃ですら、香港には香港の旗、国旗がありました。そして今も中国の一部ですが、香港の旗があります。

 19年も経つと以前の旗がどんなものだったか忘れていました。昨日は家中をひっくり返して片付けをしていました。狭い家ですが永年住んでいますと、あれあれと思うほどにものが一杯になっています。今年38歳になった息子のものまでがまだとってあります。息子が日本に戻ったのは23年前、小学の後半、中学をここ香港で過ごしました。土日にはリトルリーグ、シニアリーグと野球をしていました。香港代表に選ばれて海外の遠征にも3度参加しています。その時のユニフォーム、帽子は直にでも使えるほどきれいな状態で残っています。 捨てるつもりはありません。もう一度畳み直していると、小さなワッペンが膝に落ちました。見出し写真の香港がまだイギリス植民地だった頃の旗です。

 このワッペンはユニフォームではなく香港チームとして移動する時のシャツに縫い付けてあったものです。しかも、このワッペンを注文にワッペン屋さんに行ったのは私ともう一方。いろんなことが思い出されます。

 イギリス領下の香港旗は、イギリスと関係のある国と同じように左上にはユニオンジャックが飾られています。この香港の国旗を振り返ってみれば、1941年から1945年の間は日の丸が国旗だった訳です。なんとも不思議な国です。現在は、 中国と同じ赤地に香港の花「ブウフェニア」が白く染め抜かれています。

 もうすぐオリンピックが始まります。香港のテレビで見るオリンピックは、8回目になるのかな、さっきから指折り数えています。入場行進のとき、香港の旗も入場します。いつも4、5人の小さなグループです。女性のヨット、自転車、卓球にはメダル保持者もいます。入場行進のとき、この香港の旗を見るとうれしくなります。白状します、日の丸の大きな団体を見る時よりもうれしいのです。もう直ぐあるオリンピックの入場行進この旗を見ては涙ぐんでいると思います。

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モモさんにお客様そしてちご餅

2016年07月16日 | 日々のこと

晴れ、29度、84%

 日本からモモさんにお客様がありました。お目にかかるのは2度目、3年ぶりかしら。モモさん、至って人間には無愛想です。どんなに犬好きの方にもなかなか近付きません。大好きなパンなども他所の方からだと口にしません。イギリス人のドックレスキューをしてる女性がいます。モモさんが小さい時から知っている方ですが、彼女が言います、「この犬だけだわ、私に懐いてくれないのは。」ドックレスキューの方ですから犬の扱いには慣れた方です。申し訳ない気持ちになるのはこの私。モモさんに会いたいのでと仰る方には、必ず申し上げます。「モモは無愛想ですから。」

 でも、今回2度目とういうこともあるのか、モモさんすっかり気を許しています。たくさん背中や肩をもんで頂いてご機嫌です。夕方のお散歩の時、お見送りをしました。以前はもっと涼しい時期でしたので、ずっと下までご一緒にお散歩出来たのですが、今回は夕方でも31度、長いお散歩は出来ません。我が家の周りをぐるりと廻って、ヒルサイドエスカレーターでお別れしました。

 京都からおみえのモモさんのお客様、今、京都は祇園祭の真っ最中です。お土産に頂戴したのは「ちご餅」です。 早速、頂きました。お餅ですから、モモさんが喉を詰まらせてはと思い、一人でこっそりと食べていましたが、 いけません、やって来ました。という訳で、ちょっぴりモモさんもちご餅を頂きました。ご馳走さま。

 

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チューリップの香水 バレード

2016年07月15日 | 日々のこと

曇り、28度、87%

 主人は出張に出る度に化粧品やら香水をお土産にしてくれます。化粧水、乳液、クリームにいたっては今から3年は買わなくてもいいくらいに溜まっています。出張に出る前にもう一杯あるからねと言ってあるのに買って来る始末です。つまり、何も私の言うことは聞いていません。香水も好きなものはこれと決まっているのに、いつも違うもの新しいものを買って来ます。私が化粧品売り場に足を運ぶのは一年に1度か2度、口紅とお粉を買う時だけです。まずは家に溜まっているものを使うことだけで精一杯、化粧品売り場であれもいいなあこれもいいなあと選ぶ楽しみはここ10年ありません。ましてや新しいブランドも知りません。

 先日、真っ白な大きい紙の箱に入った香水をお土産にくれました。香水は好きですが自分のほんとに好きなものを付けていたいと思います。苦手な匂いの香水は時には鼻や喉の調子が悪くなります。箱を開けるとスッキリとしたボトルが出て来ました。ゴテゴテした甘ったるい瓶よりはいい感じです。「チューリップ」の香水。「バレード」初めて見るブランドです。箱書きにスウェーデンと書かれているのにフランス製。

 蓋をとってみました。爽やかな透明感のある香りです。そこではたと考えます。チューリップって香りがあったかしら?どう思い出してもチューリップの香りが思い出せません。主人は、チューリップにも香りがあると言います。とりあえず、首筋にひと噴きして休みました。頭の中は、チューリップにほんとに香りがあったか疑問がうずまいています。朝目覚めると枕から微かに上って来る香水の香り、何となくチューリップに思えるから不思議です。

 「バレード」はスウェーデンの新しいブランドだそうです。このチューリップもそうですが、男性女性関係なく使えるユニセックスな香りが得意のようです。ボトルの蓋はマグネットでパチンといって吸い付きます。この香り2日目、今だに本物のチューリップに香りがあったか、頭の中でグルグルしています。

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マツダMX−5(ロードスター)にまた乗りたい

2016年07月14日 | 日々のこと

曇り、27度、91% 雷注意報

 マツダのロードスターを今の車に切り替えてもう4年が経ちます。新しい車なんかに替えるつもりはありませんでした。車検に持って行った日に1991年型のロードスターの車体の底の傷みがひどく修理に要する金額にびっくりしました。それが今の車に切り替えた理由です。セミが鳴き始めた3月の終わりこの車を置いて歩いて家に戻りながら泣きました。それ程好きな車でした。

 香港と中国シンセンの陸続きの辺には、車のスクラップ工場が数軒あります。その前を通る時には私のロードスタもこんなふうにスクラップされたのかと居たたまれない気持ちでした。ところが3週間ほど前、我が家のすぐ近くで同じ色のロードスターを見かけました。いえ、ナンバーも全く同じです。「あっ、アリだ。」車が遠ざかるのをずっと見ていました。若い男性が運転していました。この車を私は「赤アリのアリちゃん」と呼んでいました。初代のロードスターがちらっとでも目に入ると直にロードスターだと気付きます。ポップアップのフロントライト、バックライトの形、車の曲線。すっかり心に焼き付いています。

 昨年マツダは4世代目のロードスターを売り出しました。とてもいい売れ行きだそうです。ソウルレッドといわれるシャイニーな赤の売れ行きは中でもずば抜けているとか。私のアリの赤は、広島カープの以前のヘルメットの色です。ロードスターの売れ行きに与ったのかトヨタも86、スバルBRZも新型を先日発表していました。4世代目ロードスターは初代に一番近い車体重量、初代返りを狙ったと聞きます。見た目は、ちっとも似ていません。ライトはフロントもバックも今までと違います。この一番新しいロードスターも既に香港で見かけるようになりました。乗ったわけではありませんが、スタートダッシュが優れていると聞きます。

 軽量ではない  今乗っているBMW Z4はロードスターに比べるとパワーは違います。坂道を上って自宅に向かう時の足の踏み込みが違います。車高の低さは変わりませんが、車の幅はややZ4の方が広いようです。この車が不満なわけではありません。香港もスピードが出せる道が増えて来ました。たまにいいスピードを出すと流石に安定した走りと加速感を見せてくれます。

 それでもロードスターを今一度自分の車にしたいと思います。初代のロードスターは香港でも欧米人の中年以降の方に人気で中古車はなかなかでないそうです。燃費を考えると唸りますが、初期のロードスターをもう一度手に入れたいものです。日本ではロードスターと呼ばれていますが、欧米ではMX5、私のアリの後ろにもMX5と刻まれていました。

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AppleWatch モモさんの顔がクルクル

2016年07月13日 | 日々のこと

雨、28度、89%

 AppleWatchが発売されて一年が過ぎました。親分のiPhoneが無いと何も出来ないAppleWatchですが、使い慣れると手首の軽い振動でメールもメーッセージも電話も知らせてくれるので少し良さが分かって来ました。AppleWatchのソフトはこの一年程の間、幾度か更新されました。使う内にアラ?と気付く新機能があります。

 時計はアナログと決めていましたから、 「ユーティリティ」と名前のあるこういう文字盤を選びました。秒針の色も様々な機能も選ぶことが出来ます。この文字盤もミッキーマウスやデジタル表示合わせて7種類ほどの中から選ぶことが出来ます。

 この一年近くずっとこの文字盤を使って来ました。先日、バスに乗っていて手持ち無沙汰でしたから、文字盤をパラパラめくります。今まで見たことの無い「写真」とタイトルのある文字盤があります。iPhoneにあるフォトアルバムに連携しているようです。そこで、モモさんの昨年のアルバムをインプットしてみました。

 AppleWatchは時間を見ようと手首を上げると文字盤が表示されます。つまり、普段は真っ暗な文字盤です。モモさんのアルバムに連結して手首を上げると、小さな文字盤一杯にモモさんが出て来ます。 しかも、手首を上げるごとに違う映像がシャッフルして来ます。 あら楽しい。 

 時間表示はデジタルで天気などの細かい機能はありません。時間と日付と曜日だけ。これもまたすっきりしていていいもんです。きっといつの間にか入っていた新機能、リンゴ印もよく考えます。

 暑くなったので、ベルトも元の白に替えました。 ポッと手首にモモさんの顔、嫌なことがあってもその顔に私の顔もほころびます。

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チボリ公園 コペンハーゲン

2016年07月12日 | クロスステッチ

小雨、26度、89%

 コペンハーゲンのチボリ公園を初めて訪れたのは、私が14歳の時ですから、1971年(昭和46年)のことです。福岡市で育った私にとって遊園地とは香椎花園ぐらいしかありませんでした。この前年に大阪の万国博覧会があり、遊園地ではないものの大規模な娯楽施設をを見た時は心底驚いたものです。規模の大きさ、夜になっても目映い位の照明、日本中の人が感激したと思います。

 チボリ公園を訪れたのは夜でした。北欧の国は夏の夜が長く、チボリ公園は夏の間しか開園されません。確か6月から9月ぐらいまでが開園期間です。チボリ公園の門の前に立った時もしかしたら口をあんぐりと開けていたかもしれません。暮れ始めた夜空を背景にライトアップが素晴らしく、その向こうに何があるのか胸が高鳴った覚えがあります。

 そのチボリ公園のクロスステッチをさし始めたのは、先月のこと小さな刺繍ですのですぐ終わるかと思えばなかなかじっと座ることが出来ない日が続きました。昨日刺し終えました。私が刺すクロスステッチはデンマークの物です。大好きなゲルダベングドソンのデザインした野の花を始め、アンデルセンの童話、デンマークの有名な建物、その中のひとつがこのチボリ公園です。この建物の図案はアイダウィンカー、周りの縁飾りがゲルダベングトソンのデザインです。小さな麻の目を埋めて行くのは針を持つ者の楽しみ、このデンマークの刺繍を始めて30数年、刺繍糸の艶のない風合いが好きです。麻の布の持つ張り感にコットンの刺繍糸が彩りを添えます。好きですから細々と長いこと続けて来ています。

 もう一度訪れたいデンマークです。主人が「行っておいで。」と言ってくれたのは4年程前のこと。はい、一人で行くつもりですからデンマーク語をかじったり、チボリ公園の開園期間中つまり春から夏の間に行くつもりにしていました。ところが実家の改築を始めました、母が逝きました。義父が逝きました。主人の仕事の関係でヨーロッパに行くことがあっても行って帰って来るだけ、モモさんがいますから余分な時間などありません。私が今座っているデスクの前にはコペンハーゲンの地図が壁にかかっています。45年前私がコペンハーゲンを歩く時手に持っていた地図です。 街の中心部、チボリ公園の所には刺繍で刺した建物が描かれています。TIVOLIの下にボールペンでアンダーラインが引かれています。私が45年前に引いたものでしょう。

 何時になるか、必ずまたコペンハーゲンに行くつもりです。その日を心に描いて、今日からデンマークの建物の8作目を刺し始めます。

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