チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ココさん、5歳になりました。

2021年07月11日 | ここ

晴、25度、90%

 2016年7月11日、群馬県高崎市生まれのココさん、今日は5歳の誕生日です。我が家にやって来て4年と2ヶ月、痩せっぽっちだったココさんもすっかりパグらしい体つきです。 4年前のココさんです。9ヶ月に入っています。元気に5歳を迎えました。お誕生日おめでとう。

 昨日言って聞かせました。「明日は5歳のお誕生日、少しはおとなしい子になってくださいね。」急に暴れる「怪獣ココごん」は健在です。夜中暑いのか、ベットの上り下りを繰り返します。決して相手にならず寝たふりの私なぞお構いなしにベットの上を駆け回ります。昼間はチャイムが鳴ると大興奮、先日は飛びかかった建具を1日に2回も外してしまい、いよいよ私に叱られました。パワーの塊です。

 ココさんにおやつは上げていませんが今日は特別です。 今日のために先月「さくらんぼのシロップ漬け」を作りました。発酵もせず、色落ちもなく、パイ地に入れて焼こうかとも思いましたが、やっぱりケーキに仕上げました。 

 暑くなると気管が短いココさんは「逆しゃっくり」や「ガハガハ」が止まりません。お散歩は用を足すとすぐUターンして帰宅です。気温が低い時期には6キロも歩くのが嘘のような生活です。「涼しくなるまでの辛抱ですよ、ココさん」

 この4年間、ずっと私のそばで支えてくれたココさんです。感謝を込めて、「ココさん、お誕生日おめでとう。」

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鞍掛豆

2021年07月10日 | 日々のこと

曇、27度、84%

 私は乾燥したお豆が好きです。お豆を水で戻してコトコトと火にかける、時間の流れがある作業は忙しない毎日に潤いをくれるように思います。昔はどこお家でもお豆を焚いていたものです。日本で売られていなかった「レンズ豆」「ひよこ豆」を初めて香港の市場で手に取った時の嬉しかったこと、はっきりと覚えています。

 「雨が降ると外に出れないので、お豆でも炊いて時間を過ごしてください。」と添えられたお豆3種類を頂いたのはひと月ほど前でした。 ところがちっとも雨が降りません。その上連日ぐったりなるほどの暑さです。お豆を炊くのには暑すぎます。

 すると昨日、別の友人からいただいた小包を開けると、 お豆が出て来ました。先日いただいたお豆のうちの一つ「鞍掛豆」です。産地は違いますが、青大豆で茶色い斑点が一つ入っている「鞍掛豆」です。思わず手に取って大笑いしました。私とお豆の関連性が友人たちの頭に入っているのかもしれません。

 「お豆を炊きなさいっていうことね。」と昨夕は3種類のお豆を水に浸けて休みました。2種類の「鞍掛豆」は味比べをするために別々に炊きます。朝起きてすぐ火を入れました。

 お豆は豆質も香りもそれぞれです。煮豆だけではもったいないお豆料理、お豆の質を見極めて組み合わせて料理に使います。組み合わせや料理を考えるのがまた楽しい時間です。

 「鞍掛豆」は青大豆で枝豆のような匂いがします。味香り共に似ているのに日本で売られていないお豆があります。メキシコ料理の付け合せによく出てくるものです。香港でよく通ったメキシコ料理のレストランの味を思い出します。同じお豆料理でも合わせる料理が違うと味まで変わります。「ぶどう豆」大豆の甘煮が香港セントラルの「ヨンキー」の有名なガチョウのローストに添えられています。ガチョウのローストと「ぶどう豆」これが実によく合います。その組み合わせの妙に「ヨンキー」の料理人のセンスを感じました。

 さあ、この3種類のお豆たち、炊き上げると小分けして冷凍しておきます。料理を思いつくとすぐに作ることができます。この夏、友人たちからのお豆で元気をもらいます。

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しいたけ、お豆腐のサンドイッチ

2021年07月09日 | 昨日のお昼ご飯

曇、26度、94%

 梅雨の季節の間に使い上げたい食品があります。湿気を嫌う粉たちです。パンを焼くために数種類の粉をスットックしています。満遍なく使えばいいのですが、使わないものは数ヶ月手付かずです。「ライ麦粉」「全粒粉」は滅多に使いません。健康にいいと言われますが、パン自体が重たくなり歯ざわりがもっちりします。毎朝焼く「小さいバゲット」をここ1週間「小さいカンパニュー」に代えて焼いています。 気分次第で配合が変わります。「ライ麦粉」を多く入れた時は、 目が詰まって重い「カンパニュー」が焼きあがりました。ドライフルーツ、ナッツも梅雨のうちに使ってしまいたいので「イチジク入りカンパニュー」も焼きました。 

 「カンパニュー」は「ライ麦」の香り「全粒粉」の甘さがパンにしっかりと出ます。好きな方はこの香りと甘さに惹かれるはずです。サンドイッチにするならはっきりした味のものが向きます。レバーペーストなどいい相性です。パンが重めなので味は濃く、でも軽い食感のものを挟むことにしました。「お豆腐」「しいたけ」です。パンの焼き上がりに合わせて、水を切った「お豆腐」をスライスして「しいたけ」とともに塩胡椒をしてフライパンで火を入れます。薄くスライスした「カンパニュー」にもう一度水気を拭って挟んでみました。 白く見えるのが「お豆腐」です。柔らかいものばかりになるので、歯ごたえあるキュウリも一緒に挟みました。味さえメリハリがついていると何を挟んでも「カンパニュー」は受け入れてくれるようです。

 まだまだ「ライ麦粉」「全粒粉」があります。あと1週間は「カンパニュー」を焼かなくては。今朝はどんな「カンパニュー」が焼きあがるのかな?毎日配合の違う「カンパニュー」です。

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ココナッツミルクプリン かぼちゃ入り

2021年07月08日 | おやつ

曇、29度、80%

 タイのおやつに「ココナッツミルク」にかぼちゃを入れたお汁粉のようなものがあります。甘くしたココナッツミルクでかぼちゃを煮ただけのものです。「ココナッツミルク」を使ったおやつがたくさんあるタイです。蒸したもち米にドリアンやマンゴーを添えて「バイトーイ」という葉っぱで包んだおやつには小さなビニール袋にココナッツミルクが付いて来ます。ココナッツミルクにはお砂糖がたっぷり甘いシロップのようでした。カレー料理ばかりでなくおやつにも広く「ココナッツミルク」が使われています。レストランでは見られないおやつです。香港ワンチャイのタイ料理の材料を売っている店の店先にはこうしたタイの庶民のおやつが並んでいました。いつ行ってもタイから出稼ぎに来た女性たちが楽しそうに食べていました。

 ミルクと卵、そしてお砂糖で作るプリン、カスタードはどこの国でも定番のおやつです。プリンの柔らかな匂いは子供の頃を呼び起こします。「プリン」大好きです。失敗作のパンは「パンプディング」ご飯が余れば「ライスプディング」、ご飯がわりに食べます。

 ココナッツミルクとかぼちゃの相性はとてもよく、タイを思いながら「ココナッツミルクプリン」を作りました。 「ココナッツミルク」は常備しているつもりでしたがあったのは「ココナッツクリーム」でした。濃厚なクリームだと固めに仕上がります。朝パンを焼いた後のオーブンで蒸し焼きにします。バニラなどの香辛料入れなくても「ココナッツ」の香りと「カスタード」の香りで待ちきれません。

 冬だとオーブンから出して直ぐに熱々を食べます。夏はぐっと我慢して冷たくして食べます。熱を持つと冷めにくい「プリン」です。

  ココナッツミルクに入ったかぼちゃのお汁粉を食べた時の驚きを思い出します。東南アジアで唯一西洋諸国の支配下に置かれなかった「タイ」は独自の食文化が根強く残っていると思います。暑い日のおやつは暑い国のおやつが一番です。

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スウィートピー クバニ

2021年07月07日 | 

曇、29度、84%

 友人から「スウィートピー」の種が送られて来たのはまだ寒い頃でした。馴染みのある花でも自分では種や苗を買わないものもあります。友人たちからいただくもので初めて育てて楽しさを知ることもしばしばです。しかも「クバニ」と名前を持つこの「スウィートピー」は色が変わっているそうです。気温が上がり始め、種を蒔きました。順調に育ちツルがあるのでフェンス近くに本植えをしました。それからが長かった、やっと花が咲きました。

  小ぶりですが2色咲きです。気が付けばこぼれ種から芽生えた「マルバルコウソウ」が一緒にツルを伸ばしています。 じっと「クバニ」を見ていると「カラスノエンドウ」を思い出します。だって同じマメ科です。「クバニ」は直ぐに花が散ります。微かですがふっと甘い香りがすることもあります。

 「スウィートピー」も品種改良が進んで、切り花用の大きな花の品種、春先でなく夏も咲く「クバニ」などは一年草ではなく冬を越す多年草の種類です。

 花好きな友人に種を取って送ろうと考えているのですが、 花期が短くあっという間にさやになり、根元を見るとすでに弾けたさやが転がっている始末です。もうひと種類「ピンクパンサー」が横に植わっていますが、こちらは一向に花芽がつきません。名前からすれば優しいピンクでしょう。

 次のさやからは必ず種を取るつもりです。種をいただき、次の年には別の方に種を取って送る、「種つながり」で皆さんのお庭にも花が咲きますように。

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コロナワクチンを接種してきました。

2021年07月06日 | 日々のこと

曇、28度、84%

 私、現在64歳です。市が高齢者への「コロナワクチンの接種券」を配布し始めて直ぐに主人と私の分が送られてきました。主人は満65歳、世帯分まとめて送られてくるのかと封も切らずにしまいました。接種の予約が始まると予約自体が取れない状態をニュースで知ります。せめて、予約の方法だけは確認しようと封を切りました。単にネットに不慣れな高齢者の方達が予約に手間取っているだけかもしれません。その時ふとこの一文が目に止まります。「令和③年度末までに65歳になられる方にお送りしています。」つまり来年三月末日までに65歳になる人は「高齢者」なのです。はい、私該当します。つまり私は「高齢者」でした。いきなり自分が「高齢者」だと言われても、と少しムッとします。65歳以上の予約開始後10分以内で予約が2回分決まりました。「LINE」を使うと簡単にアクセスできました。

 昨日がその第一日目、近くの内科に向かいます。歩いて2分、私が高校の頃からある医院ですが、訪れたことはありません。やや緊張して出かけました。薬をほとんど取らないので麻酔なども素早く効く体質です。問診で私を見るなり老医師は「あなたは大丈夫」と何も聞かれずに注射室に入りました。注射は看護師が打ってくれました。上手な方で「チクリ」ともせずに完了。15分身体の状態をみて帰宅していいとのことです。

 診察に来ている老人たちに混じって15分、今や街の内科医院はまるで老人の集いの場のようです。看護師たちも家庭事情を知り尽くし、世間話が飛び交っています。愚痴を聞いてもらう、若い看護師さんに甘えてみる、病気でなくてもここに来たらきっと心が和むのでしょう、そんないい感じの内科医院です。

 「15分経過、異常なし」、窓口にそう伝えて帰宅しました。異常が出た時のために出かける前にその日に済ませることは全部終わっています。やれやれ、まだ11時、元気ですが大事をとってベットに本を持って上がりました。夕方散歩に出る前に検温、いつもの体温です。倦怠感もありません。強いて言えば左腕がやや重たく感じるくらいです。

 今月中に2回目の接種が終わります。ワクチンの副反応は実際に起きていることです。心配な方は医師としっかり話し合うことが肝心だと思います。「最年少部類の高齢者」の私、2回目も無事に接種が終わるようにと祈っています。

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エキベキア「エレクトラショック」

2021年07月05日 | 

曇、29度、82%

 「エキナセア」花びらが咲き進むにつれて下に垂れるようになる花があります。 北アメリカ原産、暑さ寒さに強く花の期間も今頃から十一月ごろまで次々に咲きます。多年生です。庭に欲しいと思っていた「エキナセア」今年は色々な雑誌などでも紹介されています。一昨年から少しずつ、苗、種まきで数を増やしました。「ルドベキア」という「エキナセア」同様北アメリカ原産、キク科の植物があります。 この小粒な黄色いルドベキア「タカオ」は昨年夏から冬中、そして今も咲き続けています。一年中花をつける植物も珍しいく庭にはありがたい存在です。

 「エキナセア」と「ルドベキア」を掛け合わせた種類が「エキベキア」です。エキベキアの「エレクトラショック」の苗を植えたのは昨年でした。冬の間は葉を落とすこれらの植物、春先芽生えてきても葉も似ているのでどれがどれだか見当がつきませんでした。花が咲いてやっと、「あっ、エキベキアだわ。」と知る次第です。 なんとも奇妙な色合いです。夏の盛りにはもっとオレンジ色の花を咲かせます。秋になるとやや茶色の花をつけるという変わり者。花弁がストロー状になっているのも面白い花です。花芯はやや大きめですが花弁が下に下がることはありません。

 この2年かけて庭に持ち込んだ「エキナセア」と「ルドベキア」は世話も簡単な上に溢れ種でも増えます。 花色も様々です。取り寄せた花苗を集めた一角は珍しい種類も咲き始めました。中には高さが2メートルほどになるものもあります。近くの園芸店で求めた苗の一角、 花付きは変わりませんが、花が大きく見応えがあります。溢れ種から芽生えた苗を大事に育てています。来年の夏は「エキナセア」「ルドベキア」「エキベキア」の花が一帯を埋め尽くすことを夢見ています。

 これからの暑さの中咲き続けてくれる花、庭には頼もしい存在です。

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ベットでゴロゴロ

2021年07月04日 | 日々のこと

小雨、27度、86% 

 久しぶりに雨が降りました。雨量はさほどではありませんでしたが、何かホッとしました。午前中から降るというので庭の水遣りはせずに雨を待ちました。梅雨の雨、音も立てずに降り始めました。気温は高いままですので、蒸し暑さは避けれません。ほぼ半日夕方近くまで降りました。そしてこの私、昨日はベットの上でゴロゴロと何をするでもなく雨を見ながら一日を過ごしました。私にしては珍しいことです。

 少しウトウトしました。目が覚めても起きずにゴロゴロ。いつもベットでゴロゴロするのは本読む時です。本も開かず、プライムビデオで映画を観たり、体か疲れているのでないのに横になったままでした。雨の音が静かに耳に届きます。途中、お昼ご飯とおやつに起きました。洗い物も拭かずにカゴに残したままにしました。

 お天気がいいと、庭ばかりか家のことも次から次にとすることが見つかります。気がつくと夕方です。こんなにゆっくりした時間を持ったのは久しぶりでした。 夕方雨が上がりました。ココさんのお散歩の時間です。枝払いをしてもらったのに、「マキの木」の下は枯れ葉が散っています。明日の朝の仕事にしよう。

 庭を一回り、昨日は4本のきゅうりが採れました。お散歩前にトマトとキュウリでちょっとお腹をいっぱいにして、ゆっくり流れた一日を振り返ります。

 お散歩に出て気づきました。背中や腰がやたらに張っています。「ゴロゴロ疲れ」です。やれやれ、私は何もせずゴロゴロするのは不向きのようです。今日は曇、夜から雨が降るそうです。曇り空の下、昨日のやり残した仕事を片付けます。体を動かすほうが性に合っている私です。

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トマト、イチゴとココさん

2021年07月03日 | ここ

曇、24度、94%

 このひと月、毎日トマト、イチゴ、きゅうりが少しですが庭で採れます。そして今年はどれもがとても美味しくできました。特にオレンジ色のトマトは甘さ、実の付き共によく嬉しい限りです。苗を買って来て植えただけなのに、赤いイチゴ、黄色いトマト、緑のきゅうりが庭にあるのは喜びです。

 特に喜んでいるのはココさん、私より点検回数が多い方です。庭に出してくれとアピールします。ドアを開けると一目散に目指すはトマト。 

 途中イチゴが熟れ始めて匂いがするとイチゴのポットの前で止まります。身の丈にあったトマトの方が監視し易いようです。きゅうりは葉っぱも茎も緑ですから、よくわからない様子、それでも今年は「カリカリ」と食べるようになりました。だって、採れたてのキュウリは美味しさが違うものね。

 いつもはココさんと一緒の時にイチゴもトマトも採ります。たまたまココさんお昼寝中にオレンジ色のトマトが4つも採れました。軽く触れて手のひらにコロンと落ちない限りは採りません。4つも一度に採れたのは今年初めてでした。

 洗っていると起きて来たココさん台所へ。 「トマトのような匂い?」 「いやそんなはずはない。だって、採ったの見てないもん。」 「でも匂うのよね、トマト。」

  私の手のひらに4つのオレンジ色のトマトをのせて見せました。 「えっ、こんなにたくさん!」驚きと喜びのココさんです。

 一つ食べた後のココさんお口の角がキュッと上がって、 「まだ食べれますよ。」毎日一つはココさん食べます。「今日は私にもくれる?ねえ、ココさん」と私が一つ丸々口に入れました。 「でも、まだあるでしょう?」とご不満。3つがココさん、一つが私。

 少ない収穫物を分けて食べます。夏の間、トマトもイチゴもキュウリも買いません。庭にあるのだけで二人は過ごします。

 今日の昼前から雨が降り始めます。キュウリは3本は採れます。トマトも4つは採れそうです。イチゴは一つかな?この庭からの収穫物、うまくいくと10月まで続きます。ココさんも私も幸せです。

 トマトを食べ終わると、急に顔から表情がなくなるココさんです。

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マキの木、イチジクの木、植木屋さん

2021年07月02日 | 日々のこと

曇、26度、96%

 我が家の周りの古い家には庭木に「マキの木」が植えれています。庭木も時代の流行りがあるようです。雲形に剪定された「マキの木」は日本家屋に映えます。我が家の「マキの木「はそんな雰囲気の「マキの木」ではありません。高さは4メートルあると思われます。私がふた抱えしても手が回りません。剪定はされずボウボウとした「マキの木」です。

 いよいよ大雨、台風の季節です。この「マキの木」の枝枝が座敷縁側の屋根に覆いかぶさっています。回り縁でしたからL字型の縁側の屋根の一方の「梅の木」の枝は私が先日切り落としました。ところが「マキの木」側は足元は平らではない上、枝の大きさが違います。そこで植木屋さんに来てもらいました。一年に一回はお世話になるいつもの植木屋さんです。今回は助手にカンボジアの男の人を連れて来ました。毎年助手のお顔が変わります。昨年はタイ人でした。

  「マキの木」の下には「ホトトギス」がすでに大きく育っています。「注意してくださいね。」と頼んであったら、赤いコーンを置いて助手の男性に踏まないように説明していました。

 「マキの木」はこの初夏が落ち葉の時です。落ち葉は秋とは限りません。我が家は一年中落ち葉掃除が仕事です。枝を払い、ついでに雨樋の落ち葉を掻き出してもらいました。驚くほどの落ち葉の量です。風の強い日には「マキの木」の枝が屋根をこする音がしていました。すっかり取り払われて、雨風に向けて一安心です。

 ついでに前傾して困っていた「イチジクの木」に支柱を入れてもらいました。女の私が建てた支柱では台風で根こそぎ倒れかねない状態でした。 支柱が「イチジク」と合わさるところには「シュロ」の皮が当てられ丁寧な仕事です。こちらもひとまず安心、あとは沢山付いている実が熟れ始める前に大きなネットをかけてカラスから守ります。私の夏場の大事な食料です。

 高い所に登って木を切るのも、支柱を立てるのもいつもの植木屋さんがしてくれます。カンボジア人の男性、結構達者な日本語で色々喋っていますが、さっぱり仕事がはかどりません。仕事と言っても切った枝をトラックに乗せるだけです。私がした方がもっと手早いのにとまで思います。やる気がないのか、来年はまた別の助手がやって来るのかと、人を育てることの難しさを感じました。

 明日から雨予報ですが、本当に降るのかしらと思うほど空は晴れ、30度を越す暑さです。雨、風の備えが出来るとホッとしました。植木屋さんのお二人、2時間ほどの作業を終えて暑くなる昼前には帰って行きました。ご苦労様でした。

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