気ままに

大船での気ままな生活日誌

妙本寺の凌霄花は愛染かずら

2016-07-07 23:00:35 | Weblog

こんばんわ。暑い一日でしたね。この暑さにもめげず、大空を凌ぐほど、天高く伸びていく花、凌霄花(のうぜんかずら)。二週間ほど前、咲き始めた妙本寺の二天門前の凌霄花を再訪しました。

花数をだいぶ増やしていて、もう見頃といってもいいくらいになっていましたよ。

二天門とその先の祖師堂。

祖師堂側から二天門を望む。その手前に二株の凌霄花。

左側の凌霄花。

右側の凌霄花から祖師堂を望む。


祖師堂では、結婚式を終えたばかりらしいカップルの撮影会が行われていた。その帰りをパチリ。

涼しい祖師堂で休んでいるとき、面白い会話を聞いた。あの花の名前、何って言ったっけ?たしか、”愛染かずら”よ、と相手が答えた。 ノウゼンカズラを思い出せなくて、つい、口に出てしまったのだろうけど、この”愛染かずら”という名も、なかなかいいじゃんと思った。真っ赤に怒ったように燃え盛るさまは、まさに愛染明王さまだもの。


愛染明王坐像(重文) 東博にて

言うまでもなく、”愛染かつら”は川口松太郎の小説で、たびたび映画化され、主題歌も大ヒットし、知らぬ人はいない。川口は、上田の別所温泉のカツラの巨樹と隣りの愛染明王堂に着想を得て、この小説を書いたそうだ。その後、この桂の木は、”愛染かつら”と呼ばれるようになったとのこと。

これから、ぼくも妙本寺のノウゼンカズラをアイゼンカズラと呼ぶことにしよう。

それでは、おやすみなさい。げろげろ。

よい夢を。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山百合、紅筋山百合いよいよ登場! 大船フラワーセンター

2016-07-07 12:02:38 | Weblog

こんにちわ。いよいよ、大船フラワーセンターに山百合と紅筋山百合の登場です。

待ってました!勘九郎と七之助! 勘九郎が山百合で、女形の七之助が紅筋山百合です。先日、シネマ歌舞伎の阿弖流為を見たばかりなので、つい重ねてしまいました。山百合と紅筋山百合は兄弟みたいなものなので、勘九郎と七之助に合せるのがぴったりではないでしょうか。

では、紅葉山を背景に見得をきってもらいましょう。勘九郎・山百合さん。最高の見頃です。

そして、七之助・紅筋山百合!こちらは鉢植えですが、もみじ山の前の展示室に幾つも!

最高の色を出している↓



露地の紅筋山百合を見たい方は、もう少しお待ちください。大きな蕾を膨らましていますよ。紅が透けてみえます。ここは、いつもの築山。

もみじ山には、紅筋と似た桃色吐息筋(?)のオリエント系が見事な花を咲かせている。歌舞伎役者でいえば、染五郎!

植物園の入口近くのギャラリーには、二人の役者が!

サクユリ(山百合の変種で伊豆諸島にのみ自生する)。歌舞伎役者でいえば、玉三郎!

黄金オニユリ 対馬のみ自生しているオニユリの変種。歌舞伎役者でいえば海老蔵!

温室の三大花木のひとつ、火焔木も前回より花数を倍増しているし、夏薔薇も最高。とくに、山百合好きは、今を逃すと後悔しますよ(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箱根湿生花園 7月5日(2)

2016-07-07 09:21:36 | Weblog

おはようございます。今日は七月七日、七夕の日ですね。それなのに七月五日の記事。二日遅れですみません。三日遅れならば、さまになるのですが。 三日遅れの便りを乗せて船はゆくゆく波浮港♪というはるみさんの歌もあるし。

では、湿生花園で出会った花々を一気に紹介いたしましょう。

イブキトラノオ

クサレダマ


ノリウツギ


ヒメシャジン

ムラサキモメンヅル

シャジクソウ

レブンソウ

キンロバイ

ヤマホタルブクロ

オオマツヨイグサ

ギンバイソウ

 クモノスソウ

キツリフネ

オトメギボウシ

エーデルワイス

ミズカンナ

ポンテデリア

午前中、湿生花園に遊び、桃源台から海賊船で箱根町へ行く予定だったが、悪天候(霧か)のため運行中止。仕方なく、戻って、午後は、ポーラ美術館とその森ですごした。でも、おかげで、めったに出会えない霧の箱根を十分、楽しむことができた。

(ポーラ美術館前の紫陽花↑)


(森のヤマボウシ↑)


(ヒメシャラの花散る森の小道↑)


(等伯の世界↑)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする