気ままに

大船での気ままな生活日誌

大波乱、名古屋場所5日目 稀勢と白鵬に土

2016-07-14 22:57:34 | Weblog

こんばんわ。

大相撲名古屋場所5日目は大波乱の日となった。初日から万全な取り口で、このまま終盤まで負けなしでいくと思われた、稀勢の里と白鵬の両雄が共に敗れたのだ。

まず、はじめに、稀勢の里。平幕では一番、警戒していた栃煌山が相手。それでも、ここ三場所は負けていない。今場所も、まず、大丈夫だろうと思っていた。

まずまずの立ち合いで、このままいくと思われたが・・・

土俵際の突き落としで逆転負け

これで、稀勢の初優勝は遠のいたと、がっかりした直後の一番。な、なんと、白鵬も転がった!
白鵬のことだから、一度、負けている宝富士には、昨日の栃煌山戦と同様のカチアゲでくるかと思っていたが、宝富士が封じる。白鵬がひるんだ瞬間に右腕を抱え込み、そのまま小手投げ!ものの見事に決まった。ぼくの沈んでいた気持ちが、ここで一気に高揚!よくぞ、やってくれた宝富士!

これで、前回の宝富士戦の敗北からはじまった白鵬の連勝も33でストップ。このショックは大きいはず。明日からのモチベーションが一気に下がる。終盤の稀勢の里戦までに、あと一つや二つ、負けるのではないか。昨日のカチアゲで、ついに、すもうのかみさまの怒りに触れた。ぼくの言った通りになった。


よくぞ、やってくれた宝富士。これで、両雄がまた一線に並んだ!酷暑場所といわれる名古屋場所、何が起こるかわからない。今後の優勝争いも一筋縄ではいかない、はらはらどきどきの展開になりそうだ。これで、全勝は逸ノ城、ただ一人となった。1敗に白鵬、日馬富士、稀勢の里、照の富士、高安と並ぶ。平幕も、宝富士はじめ、嘉風、正代、千代鳳、佐田の海、荒鷲と大混戦。とにかく、稀勢の里は12勝でも13勝でも優勝さえすればいいのだから、暑さを乗り越えて、がんばってほしい。

それでは、おやすみなさい。げろげろ。

いい夢を!

 

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美の祝典 出光美術館

2016-07-14 09:44:46 | Weblog

おはようございます。朝散歩でびっくり。黒トンボが三日間、同じ場所にいたこと。どうもここを棲家にしているらしい。カルガモ日誌が終わったので、こんどは黒トンボ日誌をつけようかな、と一瞬だけ思った。それと、野原いっぱいに咲く、赤クローバもますます見事に。小人になって、赤クローバの森を歩いてみたい、まるで吉野の桜みたいだろうな、と一瞬思った。では、今朝の日誌を。

出光美術館が開館50周年記念で、4月9日から7月18日(もうすぐ閉幕だ、へー)まで三期に分けて、所蔵名品をずらりと展示している。そして、三期を通じて、国宝絵巻”伴大納言絵巻が、上巻、中巻、下巻が順次公開されている。10年振りだそうだ。ぼくは、うっかり、第1期のやまと絵の四季を見逃してしまったが、第2期の水墨の壮美、そして第3期の江戸絵画の華やぎは、しっかりみてきた。

出光美術館はお気に入りの美術館のひとつで、よく行っているので、展示されている所蔵名品もほとんどみているはず。さて、この展覧会を本ブログにどのように記録しておこうか。ひとつは、見なかった第1期を含めて、ちらしに掲載されている全期の主要作品を載せる。これとは、別に、伴大納言絵巻の全巻をシリーズで詳しく記録しておく、というのは如何でしょうか。ご異議ががないようですので、その形式にさせていただきます。では、式次第にしたがい、内紛のないように、出光創業家の”美の祝典”を進行させていただきまする。

第一期 やまと絵の四季

絵因果経(奈良時代) 重文


真言八祖行状図(平安時代)重文

四季花木図屏風(室町時代)重文

佐竹本三十六歌仙(柿元人麻呂)重文


第二期 水墨の壮美

長谷川等伯 竹鶴図屏風 (桃山時代)

池大雅 十二ヵ月離合山水図屏風 (江戸時代) 重文

能阿弥 四季花鳥図屏風(応仁3年(1469) 重文

玉澗 山市晴嵐図 中国南宋時代 重文

その他、牧谿・玉澗の瀟湘八景図、牧谿の平沙落雁図、蕪村の山水図屏風、雪舟の破墨山水図、等伯の松に鵜、柳に白鷺図屏風など。

第三期 江戸絵画の華やぎ

抱一 風神雷神図屏風 江戸時代

歌麿 更衣美人図 (江戸時代) 重文

そのほか、祇園祭礼図屏風(桃山時代)、英一蝶の四季日待図巻、抱一の紅白梅図屏風、八つ橋図屏風、十二か月花鳥図貼付屏風、基一の四季花木図屏風、秋草図など、豪華絢爛。

とても素晴らしい展覧会でした。伴大納言絵巻については折りをみて、シリーズで紹介いたしまする。

では、みなさん、今日も一日、お元気で! 黒トンボのようにおとなしくばかりしていないで、赤とんぼのように飛び回りましょう(笑)。

 

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