気ままに

大船での気ままな生活日誌

稀勢、勝ちを拾い5勝1敗

2016-07-15 22:22:15 | Weblog

こんばんわ。

名古屋場所も、はや中盤戦に入った。万全の相撲をつづけていた稀勢の里、昨日、栃煌山に不覚の一敗で、もう負けられない6日目の相撲。相手は、やや苦手とする妙義龍。土俵際まで押し込まれ、あわや、連敗かと思われたが、逆転の突き落としで、勝ちを拾った。行司差し違いのきわどい勝利だった。昨日の白鵬の”ツレション黒星”(笑)という強運が、まだ残っていた。

そして、結びの一番、白鵬の相手は琴勇輝。これまで二回、対戦しているが、いずれも、左手で”子猫だまし”、右ひじでカチアゲのきたない手をつかっている。昨日の宝富士は、カチアゲ封じが成功し、白鵬の連勝をストップさせたが、琴勇輝にも同様な対策を期待していた。録画をよくみると、若干、左に動き、カチアゲを避けているようだった。これが功を奏して、白鵬を土俵際まで追い詰めた。突き落としで負けはしたが、よくやった。今後、ほかの力士も、カチアゲ対策を研究し、白鵬を引きづり落として欲しい。

一敗で並走する日馬富士も土俵際のきわどい勝利だった。

稀勢の弟弟子、高安は、関脇・栃の心も破り、一敗をキープ。

全勝の逸ノ城が敗れたため一敗は、以上の5力士のほか、宝富士、嘉風、佐田の海、千代鳳の4力士を加えた9力士となった。これで、稀勢の里はトップタイ。終盤の白鵬戦までは、もう星は落とせない。

では、今日も一日、お仕事やお遊びでごくろうさまでした。おやすみなさい。げろげろ。

いい夢を。

(明月院にて)

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ウフィツィ美術館/フィレンツェ、メディチ家の至宝 3D・4K映画

2016-07-15 09:29:14 | Weblog

おはようございます。今朝の散歩で、また、びくっり。黒トンボ一匹、同じ場所に4日連続!死んでるのかと思って、しばらく見ていたら、優雅に羽根を拡げて、生きてるよ、だって。もうひとつ、びっくりしたのは、野原(とはいっても更地だけどね)の赤クローバがすっかり刈られてしまったこと。毎日、お花見を楽しみにしていたのに。さて、今日はシネマ美術のこと。

先日のシネマ歌舞伎が気に入って、今度はシネマ美術館をみてきた。ウフィツィ美術館の名品を3D・4K画像でみるというもので、期待した通り、楽しい映画だった。

IMAX画像だから特製めがねをかけてみる。いきなり、ぼくらがセスナ機にでも乗っているような気にさせてくれる。緑の山が眼下にみえてきて、そしてすぐ、あの見覚えのあるドーム型のサンタ・マリア聖堂を中心としたフィレンツェの町が見えてくる。ヴェッキオ宮殿も洗礼堂もみえる。そして、アルル川に架かる橋、ポンテ・ヴェッキオのたもとからつづくアーケード。その向こうがウフィツィ美術館。

美術館の中には一人の男が待っている。メディチ家の当主、ロレンツォ豪華王だ。彼が、案内役となり、自分たちのコレクションの数々を紹介してくれる。この建物は、先々代の当主、コジモ1世のとき、事務所としてつくられたもので、ウフィツィというのは英語のオッフィスのことだという。そして、ときどきメディチ家の歴史も語りながら、当家の至宝を次々と紹介していく。以下、多少、順不同になりますが、映画に現れた作品のいくつかをご覧いただきます。みなさんご存知の名品ばかりですがね。

レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知。焦点はマリア様ではなく、背景の山にあるとの解説。

レオナルド未完の傑作”東方三博士の礼拝”が、修復後、映像で初公開される。

レオナルドとミケランジェロの未完の市庁舎の壁画。カッシーナの戦い(ミケ)とアンギアーリの戦い(レオ)

ミケランジェロは、”聖家族”と”ダヴィデ像”。

そして、ウフィツィといえば、ボッティチェリ。もちろん、”ヴィーナスの誕生”と”春”


ティツィアーノのウルビーノのヴィーナス

さらに、ラファエロのびわの聖母カラヴァッジョのメデューサも。

もういちどみてみたい、楽しい映画であった。

(なお、文中の写真の多くは、世界美術紀行3ウフィツィ美術館(NHK出版)から引用しました。)

では、みなさん、今日も一日、お元気で。

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