こんばんわ。
名古屋場所も、はや中盤戦に入った。万全の相撲をつづけていた稀勢の里、昨日、栃煌山に不覚の一敗で、もう負けられない6日目の相撲。相手は、やや苦手とする妙義龍。土俵際まで押し込まれ、あわや、連敗かと思われたが、逆転の突き落としで、勝ちを拾った。行司差し違いのきわどい勝利だった。昨日の白鵬の”ツレション黒星”(笑)という強運が、まだ残っていた。
そして、結びの一番、白鵬の相手は琴勇輝。これまで二回、対戦しているが、いずれも、左手で”子猫だまし”、右ひじでカチアゲのきたない手をつかっている。昨日の宝富士は、カチアゲ封じが成功し、白鵬の連勝をストップさせたが、琴勇輝にも同様な対策を期待していた。録画をよくみると、若干、左に動き、カチアゲを避けているようだった。これが功を奏して、白鵬を土俵際まで追い詰めた。突き落としで負けはしたが、よくやった。今後、ほかの力士も、カチアゲ対策を研究し、白鵬を引きづり落として欲しい。
一敗で並走する日馬富士も土俵際のきわどい勝利だった。
稀勢の弟弟子、高安は、関脇・栃の心も破り、一敗をキープ。
全勝の逸ノ城が敗れたため一敗は、以上の5力士のほか、宝富士、嘉風、佐田の海、千代鳳の4力士を加えた9力士となった。これで、稀勢の里はトップタイ。終盤の白鵬戦までは、もう星は落とせない。
では、今日も一日、お仕事やお遊びでごくろうさまでした。おやすみなさい。げろげろ。
いい夢を。
(明月院にて)