気ままに

大船での気ままな生活日誌

祇園祭・後祭り 宵山(3)

2016-07-28 22:13:21 | Weblog

こんばんわ。関東地方も梅雨明けとなりました。さて、後祭りの夕暮れの宵山をご案内します。

2016年7月23日

昼間の後祭りの宵山を楽しんだあとは、鴨川沿いのホテルに戻り、温泉に入って、お相撲をみて、夕食(飲?)。そのあと、また夕暮れの山鉾町に繰り出した。やっぱり駒形提灯に灯りがともった山鉾は風情があるし、まさに”宵山”。家内は疲れたと言うので、一人で出掛ける。

昼と同じコースで。人出は、昼の倍と言った感じ。では、ご案内しましょう。

鈴鹿山

役行者山

役行者山の内装・外装品。


賑わう山鉾町、芸妓さんも。

黒主山

夜桜見物

鯉山

浄妙山

ホテルに戻ると、東山にお月さまが昇ってくるところでした。

次回は、いよいよ山鉾巡行となりまする。

(京都・大阪祭り旅#3)

では、おやすみなさい。げろげろ。

いい夢を!舟に乗って。

(京都御所・迎賓館の和舟)

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祇園祭・後祭 宵山(2)

2016-07-28 07:59:45 | Weblog

さて、後祭りの宵山のつづきです。

鯉山をみたあとは、蛸薬師通りの橋弁慶山へ。くじとらずで後祭巡行の先頭をを行く山。

五条の大橋。弁慶と牛若丸がこの上に乗る。

新町通りには三つの山が並んでいる。

八幡山 八幡さまだけあって、左甚五郎作の鳩と復元鳩のつがいがいる。光琳百花図屏風(応挙筆)もあるが、混んでいて入らなかった。 

北観音山

南観音山 見送りの”龍王渡海図”、下水引の”飛天奏楽”は、加山又造の下絵によるもの。

加山又造作のうちわがいっぱい。

さて、新町通りを進み、四条通りを渡ると、お待ちかね、大船鉾が現れる。12年前、50年振りに復活し、そのとき後祭りも復活した。後祭り、唯一の鉾でもあり、巡行ではしんがりを務めるエース的存在。昨年は、ぼくが祇園祭に行かなかったら、わざわざ、40人の舞妓はんを引き連れて、六本木まで会いに来てくれた。だから、三年連続、会っている。大船に住んでいるぼくとしては、大船鉾は特別な存在。

大船鉾

大きな船。龍頭が船首に。今年からつけたようだ。

 

こんちきちん♪

大変な人出で、人気のほどが知られた。ぼくは、今年も、ここで粽(ちまき)を買いました。

屏風祭でひと休み。

これで山鉾10基すべての紹介を終わりました。次回は夕食後訪ねた、山鉾町の風景をお送りします。

(京都・大阪祭り旅#2)

では、今日も一日、お元気で!ぼくは日比谷公園の朝顔展へ。

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祇園祭・後祭の宵山(1)

2016-07-28 06:09:47 | Weblog

おはようございます。一日、空きましたが、”京都・大阪祭り旅”シリーズを始めたいと思います。

日本三大祭りの一つというより、日本一のお祭り、京都の祇園祭。定年後は、毎年のように出掛けている。去年は博多祇園山笠に行ったので二年振りの参加。二年前から前祭(さきまつり)と後祭に分かれて開催するようになったが、そのはじめの年に行っている。今回も後祭にした。山鉾の数が10基と少ないが、雰囲気は十分、楽しめるし、人出も比較的、少ない。それに、ホテルもとりやすいしね。でも、二回つづけたので、来年は有名鉾が並び立つ、前祭かな。

2016年7月23日 後祭の宵山

京都駅に到着。恒例の(笑)松葉のにしん蕎麦で祇園祭見物のための腹ごしらえ。家内も同様なり。

ホテルに荷物を置いて、昼の山鉾町へ繰り出す。烏丸御池からスタート。はじめの山は、烏丸通りの鈴鹿山

内装品や懸装品も拝見できる

そして、ちょっと戻って、姉小路通りを入ると、もくもくと煙が上っているのが見える。役行者山だ。いつかも、この聖護院の山伏が護摩炊きに出会ったことがあるが、お久し振りね。いきなりいい場面に出会え、幸せいっぱい。胸二杯(?)



そして、室町通りを進むと、黒主山が現れる。

桜が華やかに。

御神体人形の大伴黒主。白髪の髷を結い顔を上に向けて桜を眺める姿。巡行のときは前の桜の下に。

見事な内装品や懸装品。

そして、その先の六角通りを曲がると、淨妙山

筒井浄妙と一来法師の人形。浄妙の着用している鎧は室町時代の作で重要文化財に指定されている

前懸の桜図。

室町通りに戻り、四条通り方面へ、向かうと、鯉山

ここの胴掛、前掛、見送等の懸装品は、一枚のベルギー製のタペストリーを分断したもの。1600-1620年代のもので、トロイ戦争を題材にしたギリシャ詩人ホメロスの叙事詩「イーリアス」中の場面。5枚連作のタペストリーで、ほかの4枚も国内で見つかったという。祇園祭の山鉾は動く美術館といわれる由縁。

では、この辺りで、屏風祭をみて、一服しましょう。


(つづく)

京都と大阪祭り旅#1

では、みなさん、今日も一日もお元気で!



 

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