
よく似ているけど
右の赤っぽいのはケヤキ
中央の小さいのはアキニレ、
左の下はムクノキ、
左上はエノキ、
全部「ニレ科」の木の落ち葉です。
良く見れば、葉脈や鋸歯の形も違います。

上はケヤキの葉、鋸歯はこんな形
艶感も違います。
下はムクノキの葉、
この4種の木の中では一番明るい色調です。
ムクノキの葉の表面は裏も表もざらざらしていて、
やすりのようです。
実際に昔は塗りものを磨くのにも使ったそうです。
爪も磨けます。


上はエノキの落ち葉、
エノキの葉は左右対称ではないことを初めて知りました。
そして皮のようなつや感です。
小さなアキニレの葉が一番虫食い跡が多い気がしました。
糺の森の代表的なこれらニレ科の木々が紅葉すると、
緑の森は明るい森へと変身します。
神社近くのカシの木々やクスノキの濃い緑だけ際立ち、
いよいよ冬の到来です。