マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

この木なんの木2

2019-06-10 | 自然
家の裏にあるこの木、
見上げると小さな実が見えました。

手に届く枝を手繰り寄せて、
よく見れば、イチジクそっくり。
これは、見覚えがあるかも、
図鑑を開いて、検索して、
たぶんこの木はイヌビワ・・・

名前はビワでもイチジクの仲間。
ビワはバラ科で、イチジクはクワ科、
解説によると、
イヌビワが日本にやって来た頃(江戸期)
日本にビワは古くからあったけれどイチジクはなかった、
ビワに似てるが不味いのでイヌビワと名付けた・・・

別の本には現在のイチジクが入ってくる前までは、
イヌビワはイチジクと呼ばれていた、と書いてあります。
図鑑はいろいろ持っていますが、
適当なことが?断定的に書いてあることがあり、
迷います。

でもとにかくビワには似てない!
イヌビワは黄色くならないし、
実を割った時の様子も全然違うし。

(熟せば甘くなり、食べられるそうです。)

ヤマイチジクと呼ぶ地域もあるそうです。
その方が分かりやすい・・・

でも植物の名は分かりやすい、ということはあまり重要ではないみたいです。
名付けられた当時の人の感性を、社会を、世相を反映しているので、
変えられない、ということかもしれません。
人の名も同じかもしれません。




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