7月30日
元西日本銀行の保養所だったこの建物は、
決して豪華ではないが、別府湾の眺望と
お料理のおいしさ、そして、従業員の方々の
やさしい心配り、感じの良さが人気なのか、
大勢の家族連れで賑わっていた。
朝から手の込んだ美しくおいしい食事。
一時にレストランが混まないよう、時間が割り振られているため、
ゆったりと各グループ毎に楽しめる。
今日は宿の車で別府駅まで送ってもらい、
観光案内所に行くと、観光タクシーを勧められ、地獄巡りに。
最初の見学は明礬(ミョウバン)温泉。
何だか大昔の竪穴式住居のような・・・
硫化ガスを温泉成分に固定化させている小屋の中。
この表面に出来たミョウバンをはがし、製品として売っている。
神経痛、リュウマチ、皮膚病に効くそうだ。
次に、坊主地獄に連れて行ってもらった。
泥が沸騰しているように、グツグツと湧き出て、
周りに散った泥が乾いて、何だか怖いような造形だ。
100度前後の高熱とのことだった。
この坊主地獄に隣接している鉱泥温泉は、
神経痛、糖尿病、動脈硬化、外科回復期、交通事故傷害、
その他に効くそうだ。
(続く)