4月1日(日)続き
瑠璃光寺でボランティアさんに「今夜はどこに泊まるんですか。」と聞かれ、
「山水園です。」と答えると
「へ~~、それは凄い。昔、天皇陛下、皇后陛下、総理大臣も泊まられた
由緒ある旅館ですよ。現代風ではないが、素晴らしい所です。
いやぁ、私らは泊ったことはないが、温泉がいいらしいですよ。」と言われ、
期待に胸が膨らんだ。
山水園に着くと番頭さんらしき人が車寄せに案内して下さり、
ロビー?に入ると、美しい仲居?さんが、
ウェルカムドリンク?を運んで来て下さった。
山口の外郎(ういろう)とお薄
私が想像をしていた(ういろう)とは違い、口当たりが滑らかで、
柔らかく、独特の風味がお抹茶にピッタリで、本当においしかった。
広い、次の間付きの部屋に通されると、
早速、浴衣、羽織、足袋一揃いを用意してくれて「明るい内に
初めは外湯 翠山の湯に行かれたらどうですか。」と勧めてくれた。
事情がよく呑み込めないままに、少し山を登って行くと、
翠山の湯という建物があり、外からの人達も自由に入れる湯で、
言わば日帰り温泉のようだった。
日曜日のせいか、沢山の人達で混み合っていたが、
浴衣を着た私達を見ると「お泊りですか、いいですねぇ。」
「一度泊まってみたいけれど・・・」などと声を掛けてくれた。
実は、私はこの時、かなり期待外れでがっかりしていたのだ。
つい最近、箱根の離宮、ゴージャスで近代的な建物に行ってきたばかり、
大正末期から昭和の初めに建てられた建物とはかなり違って見えたからだ。
お風呂の中は撮影出来ないが、廊下から外を見ると、
竹林がきれいに手入れされていてとても美しかった。
さて、皆、温泉を楽しんだ後、他の大きなお部屋に案内された。
お酒の種類がたくさんあり、それぞれ飲み比べ、
何本も何本も頼んでいるようだったが、その都度、
盃も全て変えてくれ、お味が濁らないように
という心遣いがすばらしかった。
フグの薄造り(写真撮り忘れ)
ショウガのジェラートがとってもおいしかった!
お料理に付いていろいろ説明をして下さったが、
残念ながら忘れてしまった。
明日は秋芳洞、萩、どのような所だろう・・・