11月20日(木)
朝風呂を楽しみ、バイキングの食事もたっぷりといただき、
11時前、下部温泉に別れを告げ、富士五湖の紅葉を愛でながら帰宅する。
その前に、朝霧高原の一角にある田貫湖へ。
田貫湖は元々は狸沼あるいは田貫沼と呼ばれていた小さな沼地を、
農業用水を確保するために堤防を建設し、人工的に拡張したものらしい。
この春、テニス合宿の後にも立ち寄った所で、
美しい富士山と美しく整備された湖畔の景色に感嘆したが、
人工湖とは全く知らなかった。
そもそも、いつも助手席で居眠りをしながら座っている私は、
何度も行っているのに、
富士五湖の位置も大きさも分かっていなかったのだ。
ネットから拝借した富士五湖の地図と
田貫湖の位置
田貫湖は富士山の大沢崩れのほぼ正面にあり、
湖に映る逆さ富士の美しさは有名らしい。
ここから本栖湖へ
そして、精進湖。
小さな湖畔に車が数台、魚釣りの仲間や
遠くに富士山を眺めながら釣りを楽しむ父子
「 そっちの方が釣れそうだから、場所を変わってもいい?」
と言って父親と場所を変わってもらっていたが、
戦果はどうだったのだろう・・・
身延山より鮮やかに色づいた紅葉を眺めながら
河口湖までやって来たが、
湖の周辺は特に海外からの観光客が多く、渋滞していた。
ようやく、あるパン屋さんの駐車場にチョコっと車を止めさせてもらい、
細い道を湖畔まで下りて行った。
その細い道に面した民家の紅葉が見事で、
台湾からのお客様達が代わる代わる木の下でシャッターを切っていた。
どこそこから見る富士山が一番美しい・・・とよく聞くが、
一日走って、どこから見ても晴天の中で見る富士山は全てきれいだった。
山中湖には寄らず、河口湖から中央高速に乗って帰宅を急いだ。
昨日からよく歩いた母も疲れたに違いない。
後何年自分の脚で遠出できるか分からないが、
母が行きたいという所に、出来るだけ多く
一緒に出掛けたいと思っている。
二日間、運転手を務めてくれた我が家の庭師さんに感謝・感謝