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日本語版新聞紹介

双方間の対話・協議制度が整備され続け、すでに90以上に達している。

2015-06-18 | 人民網日本語版

中米関係には十分な強靱性がある

人民網日本語版 2015年06月17日13:46
 

 中米関係にはコインのように表と裏がある。(文:賈秀東・本紙特約論説員、中国国際問題研究所特別招聘研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 南中国海での両国の一触即発のような状態に国際世論が目を向ける中、范長竜・中央軍事委員会副主席は予定通り訪米した。米軍基地訪問、空母「ロナルド・ レーガン」見学、米陸軍火力演習見学、米上層部との会談など非常に充実した日程で、具体性を備えていた。訪問中、中米双方は「重大な軍事行動の相互通告制 度」「海空遭遇時の安全行動規範」の付属文書についても議論し、習近平国家主席の今年秋の訪米前に空中遭遇時の安全行動規範(「空中遭遇」付属文書)協議 の妥結を目指す考えを表明した。こうした軍事交流を受けて、南中国海で中米間の戦争は起きないと人々は信じるにいたった。

 同様に、南中国海での両国間の駆引きに人々が注意を奪われる中、両国は今月下旬の第7回中米戦略経済対話に向けた準備を大々的に進めている。第6回中米 人的・文化交流ハイレベル協議も同時に行われる。双方は共に、こうした対話や協議が前向きな成果を挙げることを期待している。これは習主席の訪米に向けて 良好な雰囲気を醸成する助けとなる。習主席の訪米は中米関係にとって今年最も重要であり、米側は早くも今年2月に訪問に関する情報を公表した。これは外交 の実践において異例のことであり、両国関係にとっての今回の訪問の重要性が見てとれる。

 南中国海問題で「真っ向から対立する」一方で、ハイレベル交流のために緊密な意思疎通を行う。これはまさしく中米関係の複雑さの表れだ。国交樹立以来の 両国関係の歩みを振り返ると、波瀾の絶えない時期もあれば、比較的平穏に発展した段階もあった。台湾、チベット、人権、宗教、貿易、不拡散などの問題がし ばしば中米関係に打撃を与えてきた。情勢の推移に伴い、古い問題は解決されないままで、新たな問題が発生し続けている。例えばここ数年、米側が再三大げさ に宣伝しているサイバーセキュリティー問題だ。様々な「中国脅威論」が、中米関係の発展につきまとっている。これと同時に、中米協力が分野を拡大し続け、 深みを増し続けており、双方間の対話・協議制度が整備され続け、すでに90以上に達していることも、われわれは目にしている。

 過去数十年間、中米関係は曲折を経ながら前進し、脆弱性の中で強靱性を浮き彫りにしてきた。中米関係の強靱性は共通利益に対する両国の政府と国民の 基本的体得から来る。両大国は協力すれば共に利し、闘えば共に傷つく。協力すれば、両国は双方および世界全体にプラスとなる大きな事を行える。対立すれ ば、両国は自らと世界に惨禍をもたらす。まさしくこのような認識と論理に基づき、中国側は協力・ウィンウィンを柱とする新型の大国関係の構築を提唱した。

 少なくとも現在までのところ、中米関係は十分な強靱性を備えている。これは両国と世界にとって幸いなことだ。だがわれわれは、この強靱性を当たり前のも のと見なしては断じてならない。中米関係には脆弱性もあるからだ。中米関係の脆弱性は米国の勝手さから来る。米側はしばしば勝手に中国の核心的利益を損な い、あるべき尊重をしない。米側は自らの戦略的優勢を維持する考えに基づき、中国の台頭に対して戦略面で抑えがたい猜疑心を抱いている。米国の勝手さが中 米関係を引き裂いていると言える。例えば南中国海問題において、米国は本来紛争当事国ではないのに、自らの戦略的利益のために勝手に介入し、相手国の戦略 に対する中米間の相互疑念をいたずらに大きくしている。中米関係の強靱性を高めるには、両国は協力を拡大し、溝を管理・コントロールする必要がある。米側 はなおさらに自らの勝手さをしっかりとコントロールする必要がある。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年6月17日

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連載2、みなさんとご一緒に、 日本と韓国と朝鮮の国民が 友好・親善をすすめましょう。

2015-06-18 | 「私がお話し」します。

日朝協会京都府連創立60周年のつどい開会の挨拶

 

   日朝協会京都府連創立60周年のつどいを開きましたところ友好15団体から代表者がご参加いただき本当にありがとうございます。会員の皆さんをはじめ、遠くは 福岡、栃木、千葉県、東京 からもご参加いただき重ねて御礼申し上げます。

 日朝協会京都府連の創立総会は、1955年1月22日、旧労働会館でひらかれました。60年の歩みの概略はお渡ししている資料の通りですが、 私は、1962年当初に入会して4月5日、比叡山根本中堂での第7回全国大会に参加したのを思いだします。

 当時は、青年学生の皆さんをはじめ、会員が増えて大きく発展しました。私も青年部長として、阪急電車の定期券を買って川端丸太町にあった古い事務所に通っていました。

 京都府連は激動する東アジア情勢の歴史を前進させる取り組みの一翼をになってよく頑張ってきたと思うのです。

 1955年12月11日、朝鮮民主主義人民共和国で千里馬運動の実施が決議され、あらゆる部署で千里馬のような勢いで建設にとりくむことが呼びかけられました。

私たちも日朝友好運動の相手国のことだったけれども、チョンリマのスローガンを掲げて、明るく楽しく勇ましく取り組みました。

 1959年12月14日在日朝鮮人の帰国事業が開始され第一便が1000名を乗せて新潟港を出港しましたが、後になっていろいろな意見を述べる方がいますが、私たちはこの取り組みを通して、1910年韓国「併合」に始まる日本帝国主義の朝鮮侵略支配と第二次世界大戦の歴史、戦後の朝鮮・韓国人への不法不当な扱いについて勉強し、日朝友好運動がまともな日本人を育てる運動だということを深く理解しました。

 1965年の日韓条約反対の取り組みは、府連の歴史にのこるもので、会員が増え新しい班が生まれました。

1980年韓国の光州事件がらみで、金大中さんを救出しようと四条河原町で署名行動をしましたが、後に韓国大統領になった金大中さんが、日本と韓国の文化交流をはじめ、韓国の民主化運動を今日のように発展させた基礎を築かれたことは、私たちの活動が歴史の前進にとっても大いに貢献してきたのだと確信を持つことができました。

今、日朝協会は、日朝国交正常化の実現を第一の目標にして活動しています。政府・外務省に直接何度も申し入れをしています。京都府連から全国代表理事を出し、本部の活動にも若干責任を果たしていることにも確信をもち、今日まで築いて来た知恵と力を発揮して、当面する諸活動に邁進していこうではありませんか。

また、本日ご参加の友好団体の皆様とも力を合わせ、北東アジアの平和協力構想実現のために、さらに安倍内閣が進める「戦争法の制定」を許さず、憲法9条を守り抜くために、共に取り組みを強めていこうではありませんか。

今後ともよろしくお願い申しあげまして 開会の挨拶といたします。

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