ルーム
2016-04-09 | 映画
涙。涙。涙。
上映初日に、「ルーム」を観た。
わたしが、ここのところ観た映画の中では、ダントツ1位。
観ている間ももちろん、その後も、こころにずっしり、しっかり残る。
男性と女性では、感性がまったく違うことだろう。
男性でなくても、女性でも、ぜんぜん、感じない人もいるだろう。
実際、近くの席に、無理やり女性に連れてこられたのか、ずっと寝ている人(男性)がいて、
自分の感性、他人の感性とまったく、こんなにも違うということがわかるだけでも、
驚きの大発見だ。
なにしろ、わたしにとっては、大ヒット作品である。
家の調度品や、インテリア、相変わらず、一生懸命、観てしまう。
そこって、力を入れて観る鑑賞ポイントではないのだが、
住まいには、住んでいる人の価値観や背景、感性、考え、歴史、思い入れ、ライフスタイル、などなど・・・いろいろ詰まっている。
だが、祖母(どんぴしゃり、わたし世代)の家には、余計なモノが、まったく無かったのは、出来すぎかな?
(と、自己弁護に、つながる)
子育て中の人には、どう感じるか?
子育てが済んだ人には、どう感じるか?
子育ての関わり方、向き合い方によって、感じ方も違うだろう。
子供を育てるのは、とてつもないエネルギーと信念が要る。
まわりのあたたかい支援は、力を与えてくれるが、育てる人の「芯の強さ」が必要だと感じた。