毎日、ニュースをいやというほど見る。
ドラマよりリアリティがある。(当たり前か)
2040年には、(65歳以上の)認知症患者の人々は584万人に推計される。
(※厚生労働省、5月8日、公表)
認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI)患者は、613万人だとか。
MCIは、65歳以上は7人に1人。
それでも、前回の予想(802万人)よりは、認知症の人数が減っている予想となっている。
人々の健康志向が高まり、予防的ライフスタイルを実践しているからのようだ。
7人に1人って、すごい。
あなたも、あなたも、あなたも。
ちょっと持病があります、
最近、目が見えにくくなりました、
耳が聴こえにくくなりました、
白内障の日帰り手術受けました、
のイメージか。
ましてや、軽度認知障害となると、普通にそこらあたりにゴロゴロいる。
ひょっとして「認知症」?と可能性を疑うと、烈火のごとく怒る人がいる。
絶対に自分は片足も突っ込んでいない、と断言する。
認知症気味、認知症傾向、と、言葉を濁しても、烈火の高い温度は下がらず。
自分にはあり得ない、と強い拒絶反応を示す方々。
アレがない、コレがない、と、周りを探し回っている人、認知症ではなく、日常の単なる老化だとしても、、、
それが益々深刻になったとしても、
病名が付いてよかったね、である。
自分はよくても、周りはよくない。
が、「皆んなそうよ、それがなにか? どうかした?」と大多数になると、自分も周りも、意識は変わってくることだろう。
わたしの身内親戚も、高齢認知症がいっぱい。
晩年、最後は認知症になった人と、認知症にならなかったが高齢病没の人は、ほぼ同数か?
認知症であり、なお、最後は臓器がもたない場合もある。
身内では高齢ガン率が高い。
高齢になると、似たような経路をたどる。
皆んな、高齢まで生きてきたという長寿の幸せを全うしている。
天使になってあの世に旅立つ高齢の皆さんはいない。
高齢のまま。
何人も何人も、身内や親戚を見送ると、人は必ず死ぬということが、今更ながらわかる。
そのオマケとして、認知症が付随する。
武士が切腹する時に介助役がいるような、そんなわけにはいかない。
生活の介助はいるが。
いずれ来る道、いずれ行く道。
避けられない。
ただ、非婚、お一人様、独居が増えているため、社会制度上の対策が必要。
これが喫緊の課題である。
子供は生まれない、高齢認知症は増える、、、少子高齢化社会だと随分前から言われていたのに、実際に到来の波を肌で感じるまでは、他人事。
空き家だの、消滅可能性自治体だの、目の前に実態が晒されると、準備も整備も出来ていない。
暗い話題に、明るい〆はないか?
、、、今日を精一杯生きよう。
行政は、要。
そのためには、選挙の投票は真剣にしよう。
※写真は4日前、ウブドの街歩きショッピング中、お店の横あたり