『がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン』(原題:Bad News Bears)
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ビリー・ボブ・ソーントン,グレッグ・キニア,マーシャ・ゲイ・ハーデン,
サミー・ケイン・クラフト,ジェフリー・デイヴィス他
不朽の名作『がんばれ!ベアーズ』(1976)のリメイク。
アル中の害虫駆除業者、モリス・バターメイカー。
かつてはマリナーズに所属し、わずか1イニングとはいえ、
メジャーリーグのマウンドを経験したことがある。
現在はメジャーリーガーの片鱗さえ窺えないが、
その経歴に惹かれた少年野球チームからコーチの依頼が来る。
気乗りはしないものの、悪くない金額を提示され、
小遣い稼ぎのつもりで引き受ける。
ところが、「ベアーズ」は想像を絶するダメダメチーム。
ベーコンをポケットに入れて持ち歩くおデブちゃん、
ポキッと折れそうないじめられっ子、
進学のためにチームに所属しているだけだから
試合には出してくれなくていいと宣言する数字オタク、
黒人、アルメニア系移民、英語すら通じない双子と国際色豊かだが、
およそ野球はできそうにもない。
案の定、初戦に大敗し、重い腰を上げたバターメイカーは、
剛速球を投げる別居中の12歳の娘アマンダのもとを訪ね、
なんとかチームに入ってくれるよう懇願する。
リチャード・リンクレイター監督は、『スクール・オブ・ロック』(2003)同様、
可愛いだけではない子どもの姿を描くのがめちゃ上手い。
いわゆるスポ根ものを観ると、
チームが勝利に向かって一丸となる様子やコーチの叱咤激励に
「熱いよなぁ、いいよなぁ」と涙しつつ、
どこかに嘘くささを感じる自分がいます。
この作品はそうでじゃない。
そのほうが嘘くさいと言う人もいらっしゃいましょうが、
むしろそんな相手チームがマヌケに見えて、ラストシーンは実に爽快です。
たぶんこんなに喜んだのは私だけ、
初めてベアーズが勝った日、お祝いは“HOOTERS(フーターズ)”にて。
HOOTERSについてはこちらとこちらをご覧ください。
オハイオ滞在記ではアメリカ人のケチャップ好きについても触れましたが、
さらに私のツボにハマるこんな台詞も。
おデブちゃんがソーセージにケチャップをかけまくるシーンで、
「ケチャップをかけるのは心を病んだ人かテキサス人」とチームメイト。
なぜにテキサス?
HOOTERSのお姉ちゃんたちはやっぱり揃って巨乳でした。
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ビリー・ボブ・ソーントン,グレッグ・キニア,マーシャ・ゲイ・ハーデン,
サミー・ケイン・クラフト,ジェフリー・デイヴィス他
不朽の名作『がんばれ!ベアーズ』(1976)のリメイク。
アル中の害虫駆除業者、モリス・バターメイカー。
かつてはマリナーズに所属し、わずか1イニングとはいえ、
メジャーリーグのマウンドを経験したことがある。
現在はメジャーリーガーの片鱗さえ窺えないが、
その経歴に惹かれた少年野球チームからコーチの依頼が来る。
気乗りはしないものの、悪くない金額を提示され、
小遣い稼ぎのつもりで引き受ける。
ところが、「ベアーズ」は想像を絶するダメダメチーム。
ベーコンをポケットに入れて持ち歩くおデブちゃん、
ポキッと折れそうないじめられっ子、
進学のためにチームに所属しているだけだから
試合には出してくれなくていいと宣言する数字オタク、
黒人、アルメニア系移民、英語すら通じない双子と国際色豊かだが、
およそ野球はできそうにもない。
案の定、初戦に大敗し、重い腰を上げたバターメイカーは、
剛速球を投げる別居中の12歳の娘アマンダのもとを訪ね、
なんとかチームに入ってくれるよう懇願する。
リチャード・リンクレイター監督は、『スクール・オブ・ロック』(2003)同様、
可愛いだけではない子どもの姿を描くのがめちゃ上手い。
いわゆるスポ根ものを観ると、
チームが勝利に向かって一丸となる様子やコーチの叱咤激励に
「熱いよなぁ、いいよなぁ」と涙しつつ、
どこかに嘘くささを感じる自分がいます。
この作品はそうでじゃない。
そのほうが嘘くさいと言う人もいらっしゃいましょうが、
むしろそんな相手チームがマヌケに見えて、ラストシーンは実に爽快です。
たぶんこんなに喜んだのは私だけ、
初めてベアーズが勝った日、お祝いは“HOOTERS(フーターズ)”にて。
HOOTERSについてはこちらとこちらをご覧ください。
オハイオ滞在記ではアメリカ人のケチャップ好きについても触れましたが、
さらに私のツボにハマるこんな台詞も。
おデブちゃんがソーセージにケチャップをかけまくるシーンで、
「ケチャップをかけるのは心を病んだ人かテキサス人」とチームメイト。
なぜにテキサス?
HOOTERSのお姉ちゃんたちはやっぱり揃って巨乳でした。