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『ショウタイムセブン』

2025年02月20日 | 映画(さ行)
『ショウタイムセブン』
監督:渡辺一貴
出演:阿部寛,竜星涼,生見愛瑠,前原瑞樹,平原テツ,内山昂輝,安藤玉恵,平田満,井川遥,吉田鋼太郎他
 
大阪でも積雪が見られた日、箕面シャンツェの異名をとる我が家の付近の道はやはり凍っていました。
この日は夙川にひとりランチの予約を入れていたので、その前後はTOHOシネマズ西宮でハシゴのつもりでしたが、
スタッドレスを履いているウチの車は大丈夫でも、まわりがどうかはわからない。
巻き込まれると厄介なので、箕面駅前までのみ車で行くことにしました。だって、駅まで歩くのも滑って転びそうだったから。
 
で、夙川でいつもどおりに酔っぱらい、阪急電車で大阪梅田へ。
大阪ステーションシティシネマにて終電近くまで映画を3本ハシゴ、その1本目。
 
大ヒットした『テロ,ライブ』(2013)のリメイクというけれど、当時それを劇場で観た人っていますか。
私は当然劇場鑑賞しましたが、私のまわりには観た人だれもおらんて。
めちゃめちゃ面白かったから、そのリメイクならさぞかし面白かろうと思っていたのに、寝てしもたやんか。(^^;
これは私が酔っぱらっていたからですか、それとも渡辺一貴監督と私の相性の問題ですか。
 
国民的ニュース番組『ショウタイム7』のメインキャスターだった折本眞之輔(阿部寛)は訳ありで降板を余儀なくされ、
ラジオ局に左遷されてからはマイナーな番組のパーソナリティを務めている。
 
ある日のラジオの生放送中、何者かからの爆破予告の電話が入った直後に発電所の爆破事件が発生。
すると、犯人を名乗る人物が交渉役として折本を指名。
 
折本は戸惑いつつもこれは復帰への絶好の機会になると睨み、『ショウタイム7』のスタジオへと乗り込むと、
これも生放送中のところ、折本の後任であるキャスター、安積征哉(竜星涼)と結城千晴(生見愛瑠)を蹴散らし、
自らがキャスターとして正体不明の犯人と交渉する姿を全国に生中継するのだが……。
 
客入り上々、満席でした。
その期待に違わず出だしは面白かったのに、なんだか芝居がかりすぎて嫌気が差し、私は睡魔に襲われる(笑)。
 
オリジナルの韓国作品のほうが明らかに緊迫感がありました。
阿部ちゃん、好きですよ。でもハ・ジョンウと比べるとアクが強すぎるせいなのか、長舌ぶたれると茶番にしか思えなくて。
視聴率のためならなんでもやっちゃうテレビ局。してやったり顔が嫌だ。
 
そういえば、犯人役が誰だかは明かされていないのですね。
書いたところでネタバレにはならないと思うんですけど、錦戸亮が演じています。
無精髭も似合っていて、良い演技でしたが、うん、茶番だ。
 
寝ちゃったところもちゃんと起きて観直したら印象変わりますか。
ほかに観るものがなくなったらそうします。

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