『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
監督:長井龍雪
声の出演:入野自由,茅野愛衣,戸松遥,櫻井孝宏,早見沙織,近藤孝行他
新梅田シティに車を駐め、大阪ステーションシティシネマで前売り券を買い、
TOHOシネマズ梅田で前述の『サイド・エフェクト』を観て、またまた新梅田シティへ。
ハシゴの2本目はシネ・リーブル梅田にて。
2011年にフジテレビ系深夜枠で放映された大人気アニメの劇場版なのだそうです。
そんなことは全然知らず、観に行く気などさらさらなかったのですが、評判がよさそう。
「手紙」がキーになっている物語との噂に、勝手に『恋文日和』(2004)のような作品を想像。
いまだ携帯を持たず、電話よりも手紙派の私としては俄然観てみたくなり。
んが、結論から言って、まったく好みではありませんでした。
今年は『さよならドビュッシー』、『リアル 完全なる首長竜の日』、『100回泣くこと』と、
前代未聞、唖然呆然の作品をすでに3本も観てしまっていますが、
「途中で帰りたくなった度」では、本作は『100回泣くこと』に匹敵。
TVドラマを観ていない人にはわかりにくいかもという説もありますけれども、
その点についてはさほどややこしくありません。
劇場版に至るまでの話を私が理解したところによればこんな感じ。↓
小学校時代からの男女仲良し6人組“超平和バスターズ”がいて、
そのうちの1人、本作の主人公で通称“めんま”という女の子が死んでしまう。
彼女の死に胸を痛めたまま成長し、高校生になった5人。
やがて、めんまと両想いだった通称“じんたん”のもとへ、めんまの幽霊が現れるように。
めんまにはどうしても叶えたかった願いがあり、それが叶えられないうちは成仏できない。
めんまの願いが何なのかヒントはあるはず、5人は思い出そうと努める。
で、劇場版に。
“超平和バスターズ”の秘密基地だった小屋へ5人は集合、
じんたんがめんまの幽霊を背負って駆けつけるシーンからスタート。
話は何日か前に戻って、集合する日までに5人はそれぞれめんまに宛てた手紙を書くことに。
今はじんたんにしか見えないめんまの幽霊。
ほかの4人もめんまよ姿を見せてくれと願い、めんまに伝えたかったこと、
伝えておかなくてはならないことを書き綴ろうとします。
悪い話ではないと思うのですが、とにかくまずめんまの声が受け入れがたし。
いわゆる萌える声なのでしょうけれども、
ほかの5人がそれなりに高校生らしい声なのに対して、
めんまひとりがまるで小さな子どものような声。
しかも、彼女のみ、「めんまね、めんまね」と自分のことを「めんま」と言い、
泣きモードであれこれ言いつのる様子が私にはムリッ。
観はじめた瞬間、私の頭のなかをよぎったのは、辻村深月の小説の世界。
私、がんばってるんだよ、私、かわいそうでしょ、そんな感じが全開でイタイんです。
ただ、辻村深月の場合は、そのイタさにイライラしつつも読まされて、
最後の仕掛けに涙が噴出なんてことが多いのですが、本作はそうは行かず。
途中5分ほど寝ました。(^^;
主人公のキャラと声が苦手だと、こんなにも話に入って行けないなんて。
なんぼアニメでも、普通の声と話し方のほうがいいなぁ。特に日本のアニメでは。
やっぱり新海誠監督の作品が個人的にはベストです。
監督:長井龍雪
声の出演:入野自由,茅野愛衣,戸松遥,櫻井孝宏,早見沙織,近藤孝行他
新梅田シティに車を駐め、大阪ステーションシティシネマで前売り券を買い、
TOHOシネマズ梅田で前述の『サイド・エフェクト』を観て、またまた新梅田シティへ。
ハシゴの2本目はシネ・リーブル梅田にて。
2011年にフジテレビ系深夜枠で放映された大人気アニメの劇場版なのだそうです。
そんなことは全然知らず、観に行く気などさらさらなかったのですが、評判がよさそう。
「手紙」がキーになっている物語との噂に、勝手に『恋文日和』(2004)のような作品を想像。
いまだ携帯を持たず、電話よりも手紙派の私としては俄然観てみたくなり。
んが、結論から言って、まったく好みではありませんでした。
今年は『さよならドビュッシー』、『リアル 完全なる首長竜の日』、『100回泣くこと』と、
前代未聞、唖然呆然の作品をすでに3本も観てしまっていますが、
「途中で帰りたくなった度」では、本作は『100回泣くこと』に匹敵。
TVドラマを観ていない人にはわかりにくいかもという説もありますけれども、
その点についてはさほどややこしくありません。
劇場版に至るまでの話を私が理解したところによればこんな感じ。↓
小学校時代からの男女仲良し6人組“超平和バスターズ”がいて、
そのうちの1人、本作の主人公で通称“めんま”という女の子が死んでしまう。
彼女の死に胸を痛めたまま成長し、高校生になった5人。
やがて、めんまと両想いだった通称“じんたん”のもとへ、めんまの幽霊が現れるように。
めんまにはどうしても叶えたかった願いがあり、それが叶えられないうちは成仏できない。
めんまの願いが何なのかヒントはあるはず、5人は思い出そうと努める。
で、劇場版に。
“超平和バスターズ”の秘密基地だった小屋へ5人は集合、
じんたんがめんまの幽霊を背負って駆けつけるシーンからスタート。
話は何日か前に戻って、集合する日までに5人はそれぞれめんまに宛てた手紙を書くことに。
今はじんたんにしか見えないめんまの幽霊。
ほかの4人もめんまよ姿を見せてくれと願い、めんまに伝えたかったこと、
伝えておかなくてはならないことを書き綴ろうとします。
悪い話ではないと思うのですが、とにかくまずめんまの声が受け入れがたし。
いわゆる萌える声なのでしょうけれども、
ほかの5人がそれなりに高校生らしい声なのに対して、
めんまひとりがまるで小さな子どものような声。
しかも、彼女のみ、「めんまね、めんまね」と自分のことを「めんま」と言い、
泣きモードであれこれ言いつのる様子が私にはムリッ。
観はじめた瞬間、私の頭のなかをよぎったのは、辻村深月の小説の世界。
私、がんばってるんだよ、私、かわいそうでしょ、そんな感じが全開でイタイんです。
ただ、辻村深月の場合は、そのイタさにイライラしつつも読まされて、
最後の仕掛けに涙が噴出なんてことが多いのですが、本作はそうは行かず。
途中5分ほど寝ました。(^^;
主人公のキャラと声が苦手だと、こんなにも話に入って行けないなんて。
なんぼアニメでも、普通の声と話し方のほうがいいなぁ。特に日本のアニメでは。
やっぱり新海誠監督の作品が個人的にはベストです。