『大脱出』(原題:Escape Plan)
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:シルヴェスター・スタローン,アーノルド・シュワルツェネッガー,ジム・カヴィーゼル,
カーティス・“50 Cent”・ジャクソン,ヴィニー・ジョーンズ,ヴィンセント・ドノフリオ他
109シネマズ箕面にて、何も割引のない日にポイント鑑賞。
貸切状態になる予感がありましたが、開映直前に他のお客さんが2名到着、
“おひとりさま”ばかり計3名の入場となりました。
スウェーデン出身の監督による、ばりばりハリウッド大作。
スタローンもシュワちゃんもあまりにムキムキすぎて私の好みを通り越し、
オトコを見るなら別の作品を観るという選択肢もありましたが、
同日上映のなかではこれがいちばんスカッとできそうで。
レイ・ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)は脱獄のスペシャリスト。
自らでっちあげた犯罪で刑務所に潜入しては脱獄を成功させ、
警備の弱点を指摘するセキュリティ・コンサルタントを務めている。
そんな彼のもとに、民間の極秘刑務所への潜入調査依頼がCIAから舞い込む。
その刑務所に関する情報は存在すら非公開で、所在地も教えてもらえない。
これまで脱獄にさいして協力してきた良きパートナー、
アビゲイル(エイミー・ライアン)とハッシュ(カーティス・“50 Cent”・ジャクソン)は不安を感じるが、
セキュリティ会社社長のレスター・クラーク(ヴィンセント・ドノフリオ)は、
高額報酬をみすみす断る手はないと、レイに承諾させる。
荒々しい手段で拉致されて眠らされ、目覚めるとすでに刑務所内。
今回の話は刑務所所長にも通っているはずで、
万が一のときには脱出できるコードをレイは携えていたが、どうも様子がおかしい。
ポルトスという偽名を使うレイに対して、所長のホブス(ジム・カヴィーゼル)は冷酷無比な態度。
しかもホブスはレイの刑務所警備に関する本の精読者で、鉄壁の警備に誇りを持っていた。
外界とは完全に遮断されているとおぼしき“墓場”と呼ばれる刑務所で、
外部の協力者とは連絡手段を断ち切られた状態。
しかも自著に基づいて設計されたこの刑務所から本当に脱出できるのか。
考えあぐねるレイに近づいてきたのは、“墓場”を束ねる囚人、
エミル・ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)で……。
いんや~、予想以上におもしろかったです。
なにしろ主演がこんなふたりですし、ともすれば時代遅れな作品になりそう。
けれども、大がかりではあれど脱獄だけに絞ったおかげで、
男臭さ満点の痛快アクションエンターテインメイントに仕上がっています。
ギラギラしたマッチョは苦手なのですが、
スタちゃんもシュワちゃんも65歳を過ぎて、ちょっと枯れた感じがイイかも。
相変わらず強いのは強くて、枯れたオッサンがこうだと格好よく見えます。
脱獄するために刑務所内で観察を重ね、規則性を見出して、
弱点を突く過程も非常におもしろく、感心しました。
ところで私は、主演および脱獄ものだということのみ知って観に行きましたが、それが正解。
鑑賞後にキャッチコピーを見て唖然、ネタバレにもほどがある。
いちばん「おおっ!」と驚ける場面をバラしてしまっているなんて。
イスラム教徒の囚人ジャベド役だったファラン・タヒールがいい味で、
しかも脱いだら実にいいカラダだったことも付け加えます(笑)。
どこにいても神に祈りつづける彼らの姿勢に、ちょっと切なくなりました。
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:シルヴェスター・スタローン,アーノルド・シュワルツェネッガー,ジム・カヴィーゼル,
カーティス・“50 Cent”・ジャクソン,ヴィニー・ジョーンズ,ヴィンセント・ドノフリオ他
109シネマズ箕面にて、何も割引のない日にポイント鑑賞。
貸切状態になる予感がありましたが、開映直前に他のお客さんが2名到着、
“おひとりさま”ばかり計3名の入場となりました。
スウェーデン出身の監督による、ばりばりハリウッド大作。
スタローンもシュワちゃんもあまりにムキムキすぎて私の好みを通り越し、
オトコを見るなら別の作品を観るという選択肢もありましたが、
同日上映のなかではこれがいちばんスカッとできそうで。
レイ・ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)は脱獄のスペシャリスト。
自らでっちあげた犯罪で刑務所に潜入しては脱獄を成功させ、
警備の弱点を指摘するセキュリティ・コンサルタントを務めている。
そんな彼のもとに、民間の極秘刑務所への潜入調査依頼がCIAから舞い込む。
その刑務所に関する情報は存在すら非公開で、所在地も教えてもらえない。
これまで脱獄にさいして協力してきた良きパートナー、
アビゲイル(エイミー・ライアン)とハッシュ(カーティス・“50 Cent”・ジャクソン)は不安を感じるが、
セキュリティ会社社長のレスター・クラーク(ヴィンセント・ドノフリオ)は、
高額報酬をみすみす断る手はないと、レイに承諾させる。
荒々しい手段で拉致されて眠らされ、目覚めるとすでに刑務所内。
今回の話は刑務所所長にも通っているはずで、
万が一のときには脱出できるコードをレイは携えていたが、どうも様子がおかしい。
ポルトスという偽名を使うレイに対して、所長のホブス(ジム・カヴィーゼル)は冷酷無比な態度。
しかもホブスはレイの刑務所警備に関する本の精読者で、鉄壁の警備に誇りを持っていた。
外界とは完全に遮断されているとおぼしき“墓場”と呼ばれる刑務所で、
外部の協力者とは連絡手段を断ち切られた状態。
しかも自著に基づいて設計されたこの刑務所から本当に脱出できるのか。
考えあぐねるレイに近づいてきたのは、“墓場”を束ねる囚人、
エミル・ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)で……。
いんや~、予想以上におもしろかったです。
なにしろ主演がこんなふたりですし、ともすれば時代遅れな作品になりそう。
けれども、大がかりではあれど脱獄だけに絞ったおかげで、
男臭さ満点の痛快アクションエンターテインメイントに仕上がっています。
ギラギラしたマッチョは苦手なのですが、
スタちゃんもシュワちゃんも65歳を過ぎて、ちょっと枯れた感じがイイかも。
相変わらず強いのは強くて、枯れたオッサンがこうだと格好よく見えます。
脱獄するために刑務所内で観察を重ね、規則性を見出して、
弱点を突く過程も非常におもしろく、感心しました。
ところで私は、主演および脱獄ものだということのみ知って観に行きましたが、それが正解。
鑑賞後にキャッチコピーを見て唖然、ネタバレにもほどがある。
いちばん「おおっ!」と驚ける場面をバラしてしまっているなんて。
イスラム教徒の囚人ジャベド役だったファラン・タヒールがいい味で、
しかも脱いだら実にいいカラダだったことも付け加えます(笑)。
どこにいても神に祈りつづける彼らの姿勢に、ちょっと切なくなりました。