夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

タイに来た。〈その4〉

2014年01月15日 | ほぼ非映画(旅行)
スコータイホテルで食事するのが目的だったこの旅行、
その目的だけは見事に完遂。
おなかがすいているときはまったくない3日間でしたが、
どれもこれも美味しくいただきました。

朝食のさいに山盛りのエシレバターを見ては、
梅田の阪急百貨店のエシレショップで買ったらなんぼするんやろと思い。
その場で焼いてくれるパンケーキとフレンチトーストとワッフルの旨さに感激し、
“シトラス”と表示されたジュースにチャレンジしたら、
酸味のきいたミックスジュースでこれまた美味しく。

“La Scala(ラ・スカラ)”では結局3度も食事を。
海外のお店はランチもディナーも基本的に同じ値段なのがいいですよね。
ランチもディナーも同じお料理を同じサービスで食べられる。
日本のようにお得なランチメニューがあるのもいいですが、
そのせいで日本のレストラン業界は給料が低めなのかなぁとも思ったりして。

一昨日の晩、昨日の帰国便に乗るためのリムジンを依頼。
タイへ向かったときと同じく、帰国便も深夜発。
デモの影響はもうないだろうけれども、渋滞に引っかかるかもしれないので、
リムジンはホテル発18:00でお願いすることに。
通常のチェックアウトは12:00ですが、
「18:00に空港へ向かうならばチェックアウトは14:00でいいですよ」とのこと。
チェックインまで別の部屋を用意してくれたように、
こちらが言わずともサラリとこういうサービスを提供してくれるのが嬉しい。
これだって、もしも日本での予約時に旅行会社にお願いしていたら、
しっかり追加料金を取られたような気が。

チェックアウト後はロビーのティーサロンでホットチョコレートを飲みながら読書。
持参した本は久坂部羊の『破裂』上下巻でした。
この人、大阪出身の医師であり作家。
阪大病院その他、関西の病院がモデルになっていると思われ、
木下半太じゃないけれど、出てくる地名がなじみのあるものばかり。
ゆえに、バンコクまで来ているにもかかわらず、
千里中央やら緑地公園、阪急茨木市駅やら阿倍野やら夙川の文字ばかり見て、
私はいったいどこにいるんだろうと思いました。

ホテルから空港へのリムジンは、往路より3,000円ほど高く払い、
メルセデスベンツのSクラス。
こんなもんに乗ったことのない小市民としてはビビります。
出張時に同じ道路をショボい車で通過しているダンナは、
「この道、いつも乗ってる車やったら天井でアタマ打ちそうになるぐらい跳ねるねんで」。

こうしてさきほど帰ってまいりました、大阪。
バンコクはちょっと大阪に似ている気もします。
こんな「観光いっさい無し」の旅も良かったということで。(^O^)

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