『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(原題:It)
監督:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェイデン・リーバハー,ビル・スカルスガルド,ジェレミー・レイ・テイラー,
ソフィア・リリス,フィン・ウォルフハード,ワイアット・オレフ他
梅田へ向かう途中にネズミに捕獲され(笑)、
前述の『氷菓』を観ている間に立ち直って、次はこれ。
同じくTOHOシネマズのシアター7。
家を出る直前にオンライン予約しようとしたら、すでに真ん中より後ろの座席は大混雑。
後方の席を取ることが多い私も、シアター7はわりと縦に長いから、
このシアターで上映されるときは中ほどより前に座るんです。
ここはわりと前方の席を取るほうがええねんでと思いながら、
半端に真ん中辺に座るくらいなら、いっそ最前列にしておくかと、
しかも中央を取りました。最前列中央はこのとき以来。
そもそもホラーが苦手なため、1990年版は観ていません。
今回だってどうしようか迷ったけれど、最近はホラーへの耐性ができてきた様子。
今なら観ても大丈夫かと思って観たところ、全然平気やん、私!
原作も買ったものの数年積んだまま。
本作鑑賞後にちらりと開けてみたところ、前作は原作どおり、
連続殺人事件が起きたときに友だちだった主人公たちが、
当時の約束を思い出して27年ぶりに集まるということだった模様。
本作では、大人になった主人公たちではなく、
原作での27年前の渦中、つまりいま殺人事件が起きている町の子どもたちを描いています。
アメリカの田舎町デリー。
このところ、子どもが行方不明になる事件が頻発している。
どもり症で病弱な少年ビルだけど、彼のことが大好きな可愛い弟ジョージー。
ある日、ジョージーにせがまれて、ビルは紙の舟を作ってやる。
水に濡れても大丈夫なように細工した舟を持ち、
雨の中、大喜びで外に駆け出してゆくジョージー。
ところがそのジョージーも道端の排水溝の前から姿を消してしまう。
ジョージーの失踪に心を痛める両親は、ビルがジョージーの話をするのを嫌う。
だが、ビルはどうしてもあきらめきれず、ジョージーの行き着く先を考える。
夏休みに入ると友人たちを誘い、ジョージーがいるかもしれない場所へと向かう。
ちょうどその頃、恐ろしいジョージーの幻を見たビルは、
友人たちの中にも同じように怖い幻を見た者がいると知り……。
ビル自身を含め、彼の友だちはみんないじめられっ子。
そんな彼らが弱気になりつつも立ち向かう姿がすごくいい。
スティーヴン・キングですもの、これはそのまま『スタンド・バイ・ミー』(1986)。
やっぱりピエロが怖いけど、それ以上に笑わされ、コメディ的要素も十分。
いや~、いい作品だなぁとご機嫌だったのですけれど。
なんとエンドロールが回り始めるまであと1分ぐらいかというときに停電。
劇場の不手際ではなくて、HEP NAVIO全体、いや大阪市の広域で。
最初はそうとは知らないから、何かの演出なのかと皆思う。ちがうと気づいてザワザワ。
しばらくして劇場スタッフから停電のアナウンス。
「復旧作業ののち、3分ほど巻き戻して上映再開します」とのこと。
で、「お帰りになる方には払い戻します」との言葉のあと、みんな帰る帰る(笑)。
私、もちろん残りましたよ、エンドロールが終わるまで。
3分巻き戻しては要らんかったけど、いい作品を観られて楽しかったです。
後日知りましたが、アンディ・ムスキエティ監督ってアルゼンチン出身なのですね。
道理で私が好きなわけです。だってスペイン語圏の監督のホラーだもの。
ネズミ捕りに停電と、ネタ満載の「文化の日」でした。
長年「積ん読」の山の中にあった原作を昨日から読んでいます。
監督:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェイデン・リーバハー,ビル・スカルスガルド,ジェレミー・レイ・テイラー,
ソフィア・リリス,フィン・ウォルフハード,ワイアット・オレフ他
梅田へ向かう途中にネズミに捕獲され(笑)、
前述の『氷菓』を観ている間に立ち直って、次はこれ。
同じくTOHOシネマズのシアター7。
家を出る直前にオンライン予約しようとしたら、すでに真ん中より後ろの座席は大混雑。
後方の席を取ることが多い私も、シアター7はわりと縦に長いから、
このシアターで上映されるときは中ほどより前に座るんです。
ここはわりと前方の席を取るほうがええねんでと思いながら、
半端に真ん中辺に座るくらいなら、いっそ最前列にしておくかと、
しかも中央を取りました。最前列中央はこのとき以来。
そもそもホラーが苦手なため、1990年版は観ていません。
今回だってどうしようか迷ったけれど、最近はホラーへの耐性ができてきた様子。
今なら観ても大丈夫かと思って観たところ、全然平気やん、私!
原作も買ったものの数年積んだまま。
本作鑑賞後にちらりと開けてみたところ、前作は原作どおり、
連続殺人事件が起きたときに友だちだった主人公たちが、
当時の約束を思い出して27年ぶりに集まるということだった模様。
本作では、大人になった主人公たちではなく、
原作での27年前の渦中、つまりいま殺人事件が起きている町の子どもたちを描いています。
アメリカの田舎町デリー。
このところ、子どもが行方不明になる事件が頻発している。
どもり症で病弱な少年ビルだけど、彼のことが大好きな可愛い弟ジョージー。
ある日、ジョージーにせがまれて、ビルは紙の舟を作ってやる。
水に濡れても大丈夫なように細工した舟を持ち、
雨の中、大喜びで外に駆け出してゆくジョージー。
ところがそのジョージーも道端の排水溝の前から姿を消してしまう。
ジョージーの失踪に心を痛める両親は、ビルがジョージーの話をするのを嫌う。
だが、ビルはどうしてもあきらめきれず、ジョージーの行き着く先を考える。
夏休みに入ると友人たちを誘い、ジョージーがいるかもしれない場所へと向かう。
ちょうどその頃、恐ろしいジョージーの幻を見たビルは、
友人たちの中にも同じように怖い幻を見た者がいると知り……。
ビル自身を含め、彼の友だちはみんないじめられっ子。
そんな彼らが弱気になりつつも立ち向かう姿がすごくいい。
スティーヴン・キングですもの、これはそのまま『スタンド・バイ・ミー』(1986)。
やっぱりピエロが怖いけど、それ以上に笑わされ、コメディ的要素も十分。
いや~、いい作品だなぁとご機嫌だったのですけれど。
なんとエンドロールが回り始めるまであと1分ぐらいかというときに停電。
劇場の不手際ではなくて、HEP NAVIO全体、いや大阪市の広域で。
最初はそうとは知らないから、何かの演出なのかと皆思う。ちがうと気づいてザワザワ。
しばらくして劇場スタッフから停電のアナウンス。
「復旧作業ののち、3分ほど巻き戻して上映再開します」とのこと。
で、「お帰りになる方には払い戻します」との言葉のあと、みんな帰る帰る(笑)。
私、もちろん残りましたよ、エンドロールが終わるまで。
3分巻き戻しては要らんかったけど、いい作品を観られて楽しかったです。
後日知りましたが、アンディ・ムスキエティ監督ってアルゼンチン出身なのですね。
道理で私が好きなわけです。だってスペイン語圏の監督のホラーだもの。
ネズミ捕りに停電と、ネタ満載の「文化の日」でした。
長年「積ん読」の山の中にあった原作を昨日から読んでいます。