夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ジグソウ:ソウ・レガシー』

2017年11月20日 | 映画(さ行)
『ジグソウ:ソウ・レガシー』(原題:Jigsaw)
監督:マイケル・スピエリッグ,ピーター・スピエリッグ
出演:マット・パスモア,ローラ・ヴァンダーヴォート,カラム・キース・レニー,
   クレ・ベネット,ハンナ・エミリー・アンダーソン,トビン・ベル他

前述の『ザ・サークル』に超イライラさせられ、
私としては珍しくエンドロールを最後まで見ずに退出しました。
そのイライラを抑えてくれるのに適した作品とは思えないけれど(笑)、
とりあえず次はこれ。これもTOHOシネマズ梅田にて。

1作目の『ソウ』(2004)が人気を呼び、監督のジェームズ・ワンはたちまち売れっ子に。
その後、何度か監督を替えて毎年続編が撮られ、一応のシリーズ最終作となった7作目、
『ソウ ザ・ファイナル』(2010)は3Dで公開されました。
私が劇場で観たのは1作目と2作目だけ。以降はDVDでも観てへんような。
まぁ話がわからんという心配もなさそうですけれど。

で、どうやらジグソウことジョン・クレイマーは前作で亡くなった模様。
本作では死んだはずのジグソウが復活か、という話のようです。

警察に追われていた男が射殺されそうになり、自分を殺せばあと5人死ぬと叫ぶ。
抵抗むなしく男が警官に射殺された瞬間に、新たな死のゲームが始まる。

街なかの公園で無残に吊り下げられた死体が発見され、
その手口は伝説の猟奇殺人犯“ジグソウ”にそっくり。しかしジグソウは死んだはず。
刑事のハロランとキースは模倣犯の仕業だと考えるが、
医師ローガンとアナが解剖したところ、被害者の爪からジグソウの血液が検出され……。

グロいのも怖いけど、いちばん怖かったのは生き埋めにされそうなシーン。
密室に穀物が流し込まれて生き埋め状態になりかけ、
ようやく止まったと思ったら、鋭い刃物が次々に飛んでくる(笑)。
それが突き刺さりそうになるときの怖いことと言ったら。

何も知らずに観たから、最後は「へ~っ、そういうオチなのね」。
ちょっとズルイなぁと思わなくもないけれど、なるほど「レガシー(=遺産)」ですか。

腹立たしかった『ザ・サークル』よりはよほど楽しめました。
ちなみにこの日のハシゴ2本とも、字幕翻訳は松浦美奈さんでした。

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