夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ランボー ラスト・ブラッド』

2020年07月11日 | 映画(ら行)
『ランボー ラスト・ブラッド』(原題:Rambo: Last Blood)
監督:エイドリアン・グランバーグ
出演:シルヴェスター・スタローン,パス・ベガ,セルヒオ・ペリス=メンチェータ,
   アドリアナ・バラーサ,イヴェット・モンレアル,オスカル・ハエナダ他
 
観た順序を入れ替えて30回目の『ボ・ラプ』を先にUPしました。
これは先々週の日曜日の朝イチ、TOHOシネマズ梅田にて。
 
整形してますよねぇ、シルヴェスター・スタローン
なんか顔が怖いし、何の思い入れもないので、別に観なくてもいいんですけど。
だいたい、“ランボー”シリーズは一度も観たことがない気がするんです。
「ランボー」と聞いて私が思い出すのは、『リトル・ランボーズ』(2007)。
ランボーみたいに強くなりたい男の子の話だったような。
 
で、これはシリーズの第5弾。これで完結ですよね!?
 
伝説の元グリーンベレー兵士ジョン・ランボー。
今は故郷のアリゾナ州で旧友マリアの家に身を寄せ、牧場を営んでいる。
マリアの孫娘ガブリエラを実の娘のごとく可愛がり、穏やかに過ごす毎日。
 
ところがある日、ガブリエラが実の父親に会いたいと言い出す。
やめておけというランボーとマリアの言葉を聞き入れたかに思えたが、
ガブリエラは嘘をついてこっそりメキシコへ向かう。
 
父親の居場所を探り当てたのは、ガブリエラの友人ジゼル。
彼女のことはランボーもマリアもまるで信用していない。
 
ジゼルに連れられて父親のもとを訪ねたガブリエラは、
自分と母親を捨てた理由を問うが、あまりにすげない返事に気分はどん底。
ジゼルはガブリエラに気晴らしに飲みに行こうと誘う。
 
ガブリエラがメキシコへ行ったことを知ったランボーは、
ジゼルに行方を問いただすが、ジゼルはシラを切ろうとする。
やがて人身売買カルテルにガブリエラを売り飛ばしたことを告白。
ランボーはたったひとりでカルテルへと乗り込むのだが……。
 
ホラーですよ、ホラー(笑)。
どんだけ派手に人殺すねん。首ちょん切れる、脚ちぎれる。
針の筵に突き落とされる。ランボー、エグすぎ(笑)。
そういうのを見る以外に見所はございません。
復讐の鬼と化すランボーを見るための映画です。
 
ランボーが息絶えたところまでは映らないけれど、さすがにこれで終わりでしょ。
こういうふうに終わらせておいて、大ヒットしたら「実は生きてました」とか?
いや、もう要らんと思う。と言うたら、ランボーファンに怒られるでしょうか。
客は中高年のオッサン率、異様に高し。
 
メキシコは怖いというのを思い出す。

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