『ONE PIECE FILM RED』
監督:谷口悟朗
声の出演:田中真弓,中井和哉,岡村明美,山口勝平,平田広明,大谷育江,Ado,
津田健次郎,池田秀一,新津ちせ,梶裕貴,山田裕貴,粗品,せいや他
津田健次郎,池田秀一,新津ちせ,梶裕貴,山田裕貴,粗品,せいや他
公開初日でした。『長崎の郵便配達』を観た後、同じくイオンシネマ茨木にて。
さすが“ONE PIECE”。ほぼ満席です。
前作の劇場版を観たのが3年前。
その後も一度も“ONE PIECE”を観ていませんから、もちろん誰が誰やらわかりません。
そうそう、麦わらだったよね、などと思いながら。
大人気の歌姫ウタが音楽の島“エレジア”でライブを開催することに。
世界中から詰めかけるファン同様にルフィたち麦わら一味も会場へ。
ウタが登場して会場が沸くなか、ルフィがウタに駆け寄り、気安く声をかける。
ルフィはウタと知り合いらしく、騒然とする皆に向かってルフィはひと言、
「だって、こいつ、シャンクスの娘だもん」。
シャンクスは悪名高い伝説の海賊。
再び騒然とする会場のファンたちに、ウタは海賊なんてこの世から抹殺することを提案。
誰もがこの島で好きなことをして楽しくのんびり暮らそうと言い……。
そもそも「あがかみのシャンクス」と聞いてずっと「赤紙」か「赤神」だと思っていました。
途中で赤い髪のオッサンが出てきて初めて「赤髪」だと気づく。
ウタは善人と思いきや、幼い頃にシャンクスに捨てられたことを恨み、
現実世界の滅亡を目論んでいるという設定。
自分の恐ろしいほどまでに強い能力を駆使して世界中の人を眠らせ、
肉体は現実世界に残したまま、魂をエレジアへと運んでいます。
まぁ、捨てられたというのも勘違いだったわけですが。
ウタの声を担当するのは、私は“うっせぇわ”しか知らないAdo。
歌はもちろん超上手いし、声優としても上手だと思います。
でも、本作は私にはAdoのプロモーション映画にしか思えませんでした。
彼女の出番ばかり歌ばかりなら、とてもワンピースとは思えない。
別にワンピースでこれやらなくてもええんじゃないですかねぇ。
Adoファンならいいけれど、ワンピースファンもこれでいいの?