夜な夜なシネマ

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『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』

2022年08月20日 | 映画(あ行)
『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』(原題:Everybody Wants Some!!)
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ブレイク・ジェナー,ゾーイ・ドゥイッチ,グレン・パウエル,ワイアット・ラッセル,
   オースティン・アメリオ,テンプル・ベイカー,ウィル・ブリテン,ライアン・グスマン,
   タイラー・ホークリン,J・クィントン・ジョンソン,ジャストン・ストリート他
 
『トップガン マーヴェリック』のハングマン役、グレン・パウエルの出演作が観たくて探しました。
 
本作は2016年のアメリカ作品。
観ていないわけがないと思いました。だって監督はリチャード・リンクレイター
しかも大好きだった『6才のボクが、大人になるまで』(2014)の「精神的続編」に当たるといわれる作品。
さらには野球がらみの話を私が素通りするはずはない。
だけど、記憶にない。自分のブログを探しても記事がない。
観たかどうか確かめるには観てみるしかないから、Amazonプライムビデオにてタダではなく400円払う。
 
やっぱり観ていたじゃあないか。(T_T)
でもいいや。グレン・パウエルがこんなんだったとハッキリわかったから。
 
1980年9月、大学入学シーズンに入る少し前。
野球推薦で入学を決めた新入生のジェイクは、野球部の寮へとやってくる。
入寮者は野球漬けの日々を送っていると思いきや、変な奴ばかり。
ほかの新入生と共に、先輩たちにさっそく連れ出されるジェイク。
 
なんちゅうことはない、彼らがバカやって騒いでいるのをダラダラ見せられます。
批評家に大絶賛されたらしいのに、私の記憶に残っていないのはなぜなのか。
ダラダラしていたからでしょう(笑)。
 
確かに、1980年代といえば、アメリカも日本もこんな時代だったろうと思う。
本作を観ればなんとなく懐かしく、郷愁を感じます。
でも同時に、退屈といえば退屈。実際、飲酒しながら鑑賞したら寝ました。
おそらく以前観たときもそんな感じで居眠りしてしまったのでしょう。
 
見どころはやはり今回の鑑賞の目的、グレン・パウエル。
彼は口が達者でナンパが得意、面倒見もよい先輩フィネガン役を演じています。
ちょっとだけロン毛でヒゲ生やして、そりゃやっぱりハングマンには敵わない。
脱ぐシーンは残念ながらありませんが、胸板の厚さも今とは全然ちがう。
 
本作ではジェイクの恋の相手ビバリー役を演じています。
 
これを観てからハングマンを見たら、またイメージが変わるかな~。

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