『土竜の唄 FINAL』
監督:三池崇史
出演:生田斗真,鈴木亮平,岡村隆史,菜々緒,滝沢カレン,仲里依紗,
堤真一,吹越満,遠藤憲一,皆川猿時,岩城滉一他
109シネマズ箕面にて。
『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』(2014)、『土竜の唄 香港狂騒曲』(2016)の続編にして完結編。
なのにいきなり全裸で乳首をカモメに突かれるシーンから始まっていいんだろうか。
アソコにはマスカルポーネチーズを塗りたくられ、そこもカモメに突かれる寸前です(笑)。
誰もが恐れる会長・轟周宝(岩城滉一)の命を救ったことから気に入られ、
数寄矢会四天王のうちのひとり、日浦匡也(堤真一)とは兄弟分の仲。
なんとしてでも轟周宝をとっつかまえたい警察は、
これが最後と約束して、玲二に新たなミッションを命じる。
それは、過去最大の取引となる6千億円相当の麻薬密輸を阻止することで……。
もう最初からアホくさい。どうしてこんなのに2時間以上かけているんだか(笑)。
だけど時折ぶひっと笑いながら観てしまうのですよねぇ。
岩城滉一も歳を取って、昔のような迫力はなく、呂律が怪しい。
それをフォローするかのように、息子役で鈴木亮平が登場。
ケツに矢が刺さろうとも、マンタに襲われようとも、どんな役でも全力。
面白い役者です。“変態仮面“を久しぶりに観たくなる。
黒歴史のシーンをまた披露してしまうことになった菜々緒や、
玲二の浮気疑惑にキレる彼女役の仲里依紗なども毎度のことで痛快。
それに比べると、ミッションの司令塔警察官を演じる滝沢カレンはちょっと弱い。
でもこんな美人の谷間とパンチラを見るだけで嬉しいオジサンも多いでしょう。
そうなんですよね、だいたいにおいてオジサン目線なんです。
三池崇史だからしゃあないし、そのノリは嫌いじゃないけれど、
ドン引きするほど下品なシーンが多々あります。
それを嬉々として演じるオッサンたちにまたドン引きしたりも。(^^;
役者って凄いわ~。
これがホントに最後ですよね!? アリエールでしょ!? いえ、あり得ないよ、そのギャグが。