『恋は光』
監督:小林啓一
出演:神尾楓珠,西野七瀬,平祐奈,馬場ふみか,伊東蒼,
宮下咲,花岡咲,森日菜美,山田愛奈,田中壮太郎他
イオンシネマ茨木にて、前述の『犬王』とハシゴ。
上映開始時点で21時半を回っていますから、たいがいヘロヘロです。(^^;
原作は月刊誌『ウルトラジャンプ』に連載されていた秋★枝の同名コミック。
小林啓一監督の作品は私はお初のようです。
大学生の西条(神尾楓珠)は、恋する女性が光を放つのが視えるという特異体質の持ち主。
彼のそんな体質を理解しているのは幼なじみの同大学生・北代(西野七瀬)のみ。
言葉遣いも行動も何もかもが不思議な西条には誰も近づこうとしない。
ある日、教室で1冊のノートを拾った西条は、その持ち主である東雲(平祐奈)に一目惚れ。
西条にずっと恋している北代の気持ちも知らず、東雲を紹介してほしいと頼む。
ところが西条は東雲に会うやいなや交換日記を申し込み、北代は唖然。
さらには東雲がそれをあっさりと受け入れたからさらに北代は呆然として……。
神尾くんはこんな役もするんですね。
下手だか上手いんだかわからないしゃべり方で、たぶんこれは上手いんでしょう。
東雲に平祐奈はピッタリで、ふたりの「恋の定義」談義には聴き入ってしまいます。
出色なのは、人の恋人を必ず略奪したくなるという宿木役の馬場ふみか。
コメディのセンスがいちばんあるのは馬場ふみかだと思ったほど。
北代、東雲、宿木3人の会話もすごく面白かった。
恋をする女性は光って見えるのに、なぜか北代は光らない。
これについて、「恋」は人によって違うものだという結論。
当たり前のようでいて、意外と気づかないものなのかも。
恋の光じゃなくて、恋は光。