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『シャザム! 神々の怒り』

2023年03月26日 | 映画(さ行)
『シャザム! 神々の怒り』(原題:Shazam! Fury of the Gods)
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
出演:ザカリー・リーヴァイ,アッシャー・エンジェル,ジャック・ディラン・グレイザー,アダム・ブロディ,
   ジャイモン・フンスーレイチェル・ゼグラールーシー・リューヘレン・ミレン他
 
109シネマズ箕面にて。
 
前作『シャザム!』(2019)を観たのはほぼ4年前です。
 
中身は子どもなのに、「シャザム」と唱えるとスーパーヒーローに変身してしまう。
“スパイダーマン”のように中身は少年で変身しても少年ならいいけれど、
“シャザム”の場合は中身は少年でも変身した姿はええ年こいた男だから、
やることなすこと子どもで、しかも几帳面な男子ではないからいい加減。
 
というところはなんとなく覚えていましたが、始まってすぐに驚く。
えっ、シャザムってこの子ひとりじゃなかったっけ!? 6人組で中身が子どものスーパーヒーローになるの!?
観ているうちにおぼろげながら思い出す。
そうそう、この子たちは孤児で、優しく厳しく愛情深い里親のもとで暮らす家族だったことを。
 
それにしたって、魔術師から神々の力を授かった少年ビリーは、みんなに力を分け与えたのだったっけな。
とにかくビリーのポリシーは全か無か。つまりスーパーヒーローになるときは絶対全員一緒。
 
本作では、魔術師に奪われた力を奪い返そうとする神の娘たちと対決。
魔術師役でジャイモン・フンスーが続投し、新キャラとして登場するのは神の娘役3人。
娘といっても若いのは三女アン役のレイチェル・ゼグラーだけ。
長女ヘスペラ役にはヘレン・ミレン。次女カリプソ役にはルーシー・リュー
アンが6千歳だそうだから、女優の実年齢で考えるとヘスペラは2万5千歳ぐらいか(笑)。
 
私はシャザム役のザカリー・リーヴァイの顔が得意じゃないんですけれど、
観ているうちに慣れてくるもんですね。
今回はついに里親に自分たちのことがバレ、里親も奮闘。なかなか頼もしい。
 
バカバカしいけど、血は繋がっていない家族の絆を感じられて、楽しい。
“ワイルド・スピード”シリーズにヘレン・ミレンが出演していたことを覚えていればそのネタも笑えます。
最後には“ワンダーウーマン”登場のおまけも。ガル・ガドット、相変わらず綺麗。
 
小ネタを楽しみながら鑑賞できます。

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