大好きな作品『セッション』(2014)。
デイミアン・チャゼル監督といえば、私の中では『ラ・ラ・ランド』(2016) よりもこれ。
塚口サンサン劇場にて1週間限定上映中、行かなくちゃ。
この日は京都・清水五条の洋食店で4時間かけてランチ。
そのまま2軒目のバーに向かってもう少し飲み、
居眠りしそうになっている酔っぱらい3人を置いて私は塚口へ。
昼間から4人でワインボトル4本空け、それ以外にも食前酒や食後酒を飲んでいるため、
そりゃもう私だってかなりの酔っぱらいです。
飲むなら観るな、観るなら飲むなという掟を破っているから、
劇場到着直後はすでにうとうとしかけて危ない雰囲気。
そして案の定、序盤に寝てしまったのですが、肝心のところで覚醒しました。
主演のマイルズ・テラーはすっかり『トップガン マーヴェリック』(2022)の人だけど、
これも私の中ではこっちの彼の凄味が印象に残ります。
血まみれの指でスティックを持って叩くドラム。ホントに凄絶。
それにしても憎たらしいJ・K・シモンズ演じる鬼教師フレッチャーよ。
ちょっと気の毒かなと思った頃にアレですからね。
「俺を舐めるなよ」って、どれだけ性格ゆがんでるねん。
何度観ても、彼が善人なのか悪人なのかわかりません。やっぱり鬼ですよね!?
ところで、大好きな本作を劇場で観たことがないからと思って観に行ったのに、
私、劇場で観たことあるやんと自分のブログを読んで気づく。
それを忘れてチケット取るなんて、酒入る前から酔っぱらってるがな。(T_T)