『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』(原題:Johnny English Strikes Again)
監督:デヴィッド・カー
出演:ローワン・アトキンソン,オルガ・キュリレンコ,ベン・ミラー,ジェイク・レイシー,
アダム・ジェームズ,ヴィッキー・ペッパーダイン,エマ・トンプソン他
スベりそうな気配が濃くて、スルーしようかとも思ったのですが、
ハシゴするには上映時間帯がこのうえなくピッタシ。
1990年代前半の“Mr.ビーン”は観ていましたし、
テディ=クマのぬいぐるみもわが家にいました。いえ、今もいます。
たとえスベっても観てあげなければ。「~してあげる」という言い方は大嫌いだけど、
この場合はどうしても「観てあげる」という気持ちになっちゃうのでした。(^^;
そんなわけで、前述の『アンクル・ドリュー』とTOHOシネマズ伊丹にてハシゴ。
イギリス/フランス/アメリカの合作。
『ジョニー・イングリッシュ』(2003)、『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』(2011)の続編。
ローワン・アトキンソン演じるドジな英国秘密情報部のエージェントがジョニー。
前作はまったく笑えなかった覚えがあります。
それに比べると本作は、「たま~に笑える」。
高齢層のお客さんたちはかなり笑っていました。
MI7のエージェントを引退したジョニーは、小学校の地理教師に。
子どもたちにスパイとしての心構えと技術をひそかに教える人気者。
そんな彼のもとへMI7から呼び出しがかかる。
英国政府がサイバー攻撃に遭い、現役エージェント全員の情報が漏洩してしまったらしい。
現役の活動停止が余儀なくされ、政府は引退者をリストアップ。
候補者の中からジョニーが選ばれ、犯人探しのミッションを受ける。
かつての部下ボフと再びコンビを組み、犯人追跡に乗り出したジョニー。
しかし、スマホにハイテクな車や武器を差し出されてちんぷんかんぷん。
数ある車の中から、追跡装置など付いていない古めかしい車をわざわざ選ぶと、
助手席にボフを乗せて出発するのだが……。
首相役にエマ・トンプソン。彼女が出ると、作品の品格が上がったように感じます。
なのに、彼女演じる首相は、ジェイク・レイシー演じる青年実業家に入れ込み、
何でも彼に任せてしまうというオバハンの妄想系。イライラしつつも笑えます。
ジョニーと出くわすロシアのエージェントにオルガ・キュリレンコ。
“007”のボンドガールだったこともある彼女だからこそ、
こんなコメディは不似合いで、そこが可笑しい。いいなぁ、彼女。
ちなみに、古めかしい車として登場するのはアストンマーチン。
ここもちゃんと007に倣っています。
ベタでわかりやすい笑いです。中高年には薦めても大丈夫そう。
監督:デヴィッド・カー
出演:ローワン・アトキンソン,オルガ・キュリレンコ,ベン・ミラー,ジェイク・レイシー,
アダム・ジェームズ,ヴィッキー・ペッパーダイン,エマ・トンプソン他
スベりそうな気配が濃くて、スルーしようかとも思ったのですが、
ハシゴするには上映時間帯がこのうえなくピッタシ。
1990年代前半の“Mr.ビーン”は観ていましたし、
テディ=クマのぬいぐるみもわが家にいました。いえ、今もいます。
たとえスベっても観てあげなければ。「~してあげる」という言い方は大嫌いだけど、
この場合はどうしても「観てあげる」という気持ちになっちゃうのでした。(^^;
そんなわけで、前述の『アンクル・ドリュー』とTOHOシネマズ伊丹にてハシゴ。
イギリス/フランス/アメリカの合作。
『ジョニー・イングリッシュ』(2003)、『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』(2011)の続編。
ローワン・アトキンソン演じるドジな英国秘密情報部のエージェントがジョニー。
前作はまったく笑えなかった覚えがあります。
それに比べると本作は、「たま~に笑える」。
高齢層のお客さんたちはかなり笑っていました。
MI7のエージェントを引退したジョニーは、小学校の地理教師に。
子どもたちにスパイとしての心構えと技術をひそかに教える人気者。
そんな彼のもとへMI7から呼び出しがかかる。
英国政府がサイバー攻撃に遭い、現役エージェント全員の情報が漏洩してしまったらしい。
現役の活動停止が余儀なくされ、政府は引退者をリストアップ。
候補者の中からジョニーが選ばれ、犯人探しのミッションを受ける。
かつての部下ボフと再びコンビを組み、犯人追跡に乗り出したジョニー。
しかし、スマホにハイテクな車や武器を差し出されてちんぷんかんぷん。
数ある車の中から、追跡装置など付いていない古めかしい車をわざわざ選ぶと、
助手席にボフを乗せて出発するのだが……。
首相役にエマ・トンプソン。彼女が出ると、作品の品格が上がったように感じます。
なのに、彼女演じる首相は、ジェイク・レイシー演じる青年実業家に入れ込み、
何でも彼に任せてしまうというオバハンの妄想系。イライラしつつも笑えます。
ジョニーと出くわすロシアのエージェントにオルガ・キュリレンコ。
“007”のボンドガールだったこともある彼女だからこそ、
こんなコメディは不似合いで、そこが可笑しい。いいなぁ、彼女。
ちなみに、古めかしい車として登場するのはアストンマーチン。
ここもちゃんと007に倣っています。
ベタでわかりやすい笑いです。中高年には薦めても大丈夫そう。