夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

爆音映画祭に行ってみた。

2018年11月04日 | 映画(番外編:小ネタいろいろ)
“爆音映画祭”とはなんぞや。

「通常の映画用の音響セッティングではなく、
 音楽ライブ用の音響セッティングをフルに使い、
 大音響の中で映画を見・聴く試みです。
 その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見える。
 大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという、
 大胆かつ繊細な上映となります」。(“爆音映画祭”公式サイトより)

関西ではMOVIXあまがさきで催されたときに気になっていました。
映画館のみならず、梅田クラブクアトロでジョン・カーペンター傑作選が開催されたり、
娯楽大作ではなくタイのイサーン地方の音楽作品が渋谷で爆音上映されたりも。
なんだか心が躍るではないですか。

このたび、なんばパークスシネマで初の爆音映画祭。
ラインナップは以下のとおり。

『レ・ミゼラブル』
『セッション』
『ラ・ラ・ランド』
『グレイテスト・ショーマン』
『バーフバリ 伝説誕生』
『バーフバリ 王の凱旋』
『ベイビー・ドライバー』
『キングスマン』
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『遊星からの物体X』

『遊星からの~』以外はすべてロードショーで観た作品。
この中から爆音で観たいものを選ぶとすれば、いちばんは『セッション』。
でもこれは日曜日の夕方の上映のため、晩ごはん16時定刻だから無理(笑)。
次に観たいのは『ベイビー・ドライバー』。迷わず選択。

爆音というから耳に悪くないかと心配していましたが、そんな心配無用。
ただデカい音というのではなくて、音を身体で感じられる実に良い加減。
iPodから漏れ聞こえる音、車が爆走する音、ベイビーの耳鳴りまで。
すんげぇ良かった。

おそらく一度観て気に入ったから来ている客が多いのか、
エンドロールの途中で席を立つ人ゼロ。満席なのに。
まるで一体感のない4DXに2,300円とか払うことを思えば、
この一体感で1,800円は素晴らしくお得。できれば全作制覇したいぐらい。

まもなく公開の『ボヘミアン・ラプソディ』が月末に尼崎で爆音上映されるらしい。
めちゃめちゃ行きたい!

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