『ビブリア古書堂の事件手帖』
監督:三島有紀子
出演:黒木華,野村周平,成田凌,夏帆,東出昌大,桃果,渡辺美佐子他
ムビチケか何か、前売り券を購入しようと思ったのに、ない。
公式サイトに「チケット予約」のボタンがあって、
どこの劇場で観る場合もそこから予約できるようになっています。
こんなの初めて観ました。なんだこりゃ。でも定価だし。
そこから予約する意味がないので、普通にTOHOシネマズのページから伊丹を選択、
楽天Payで楽天スーパーポイントを使って予約。
三島有紀子監督は同窓生ゆえ、応援したい気持ちは十二分にあるけれど、
これまでの作品はどうもファンタジックなところとか
登場人物の言葉遣いがお上品すぎて鼻につき(笑)、イマイチ好きになれず。
本作はお上品すぎることにはならない(?)野村周平のせいかおかげか、
三島監督の作品の中ではいちばん普通に思えて気に入りました。
単に私が野村くん贔屓だからかもしれません。(^^;
五浦大輔(野村周平)は、亡くなった祖母・絹子(渡辺美佐子)の遺品を整理中、
夏目漱石の『それから』にサインがあるのを発見。
その真贋を確かめてもうらおうと、古書店“ビブリア古書堂”を訪ねる。
店主の篠川栞子(黒木華)は物静かで人見知りのようだが、
古書のこととなると我を忘れて話し続ける不思議な女性。その知識に圧倒される大輔。
栞子はサインを贋物と断言するが、そこに絹子の秘密が隠されていると口をすべらす。
大輔が問うと、絹子のプライバシーに関わることだから話せないと言う。
しかし、就職浪人中だった大輔は、栞子の妹・文香(桃果)の強引な誘いもあって、
ビブリア古書堂でアルバイトをすることに。
栞子から少しずつサインの謎を聴くように。
そこには絹子が死ぬまで家族にもひた隠しにしてきた悲恋が……。
若かりし頃の絹子に夏帆、道ならぬ恋の相手に東出昌大。
ネット専門のコミックショップの経営者に成田凌、
その客に『検察側の罪人』で快演を見せた酒向芳など。
それにしてもこの公式サイト、キャストを端折りすぎでは。
紹介されているのはわずか5人で、渡辺美佐子すらないんですから。
私は「普通っぽい三島監督作品」で悪くないと思いましたが、
原作ファンには評判が悪いようですね。
あまりに売れた本で、気づいたときには何巻にも及んでいたため、
私はまだ1冊も読んでいないのです。それがよかったのかも。
とはいうものの、思ったよりよかったという程度。
栞子を襲う事件の犯人がサイコすぎて、作品の雰囲気と合っていない。
しかも放火して殺人未遂まで起こしているのに逮捕もされないなんて。
この辺りはやはり今までの三島監督の作品と同じく、現実離れしているかと。
悲恋のシーンはよかったし、映像も美しかった。
なんだかんだで上品、その中にサイコがあってアンバランス。
そんな印象です。ただ、原作は読みたくなりました。
監督:三島有紀子
出演:黒木華,野村周平,成田凌,夏帆,東出昌大,桃果,渡辺美佐子他
ムビチケか何か、前売り券を購入しようと思ったのに、ない。
公式サイトに「チケット予約」のボタンがあって、
どこの劇場で観る場合もそこから予約できるようになっています。
こんなの初めて観ました。なんだこりゃ。でも定価だし。
そこから予約する意味がないので、普通にTOHOシネマズのページから伊丹を選択、
楽天Payで楽天スーパーポイントを使って予約。
三島有紀子監督は同窓生ゆえ、応援したい気持ちは十二分にあるけれど、
これまでの作品はどうもファンタジックなところとか
登場人物の言葉遣いがお上品すぎて鼻につき(笑)、イマイチ好きになれず。
本作はお上品すぎることにはならない(?)野村周平のせいかおかげか、
三島監督の作品の中ではいちばん普通に思えて気に入りました。
単に私が野村くん贔屓だからかもしれません。(^^;
五浦大輔(野村周平)は、亡くなった祖母・絹子(渡辺美佐子)の遺品を整理中、
夏目漱石の『それから』にサインがあるのを発見。
その真贋を確かめてもうらおうと、古書店“ビブリア古書堂”を訪ねる。
店主の篠川栞子(黒木華)は物静かで人見知りのようだが、
古書のこととなると我を忘れて話し続ける不思議な女性。その知識に圧倒される大輔。
栞子はサインを贋物と断言するが、そこに絹子の秘密が隠されていると口をすべらす。
大輔が問うと、絹子のプライバシーに関わることだから話せないと言う。
しかし、就職浪人中だった大輔は、栞子の妹・文香(桃果)の強引な誘いもあって、
ビブリア古書堂でアルバイトをすることに。
栞子から少しずつサインの謎を聴くように。
そこには絹子が死ぬまで家族にもひた隠しにしてきた悲恋が……。
若かりし頃の絹子に夏帆、道ならぬ恋の相手に東出昌大。
ネット専門のコミックショップの経営者に成田凌、
その客に『検察側の罪人』で快演を見せた酒向芳など。
それにしてもこの公式サイト、キャストを端折りすぎでは。
紹介されているのはわずか5人で、渡辺美佐子すらないんですから。
私は「普通っぽい三島監督作品」で悪くないと思いましたが、
原作ファンには評判が悪いようですね。
あまりに売れた本で、気づいたときには何巻にも及んでいたため、
私はまだ1冊も読んでいないのです。それがよかったのかも。
とはいうものの、思ったよりよかったという程度。
栞子を襲う事件の犯人がサイコすぎて、作品の雰囲気と合っていない。
しかも放火して殺人未遂まで起こしているのに逮捕もされないなんて。
この辺りはやはり今までの三島監督の作品と同じく、現実離れしているかと。
悲恋のシーンはよかったし、映像も美しかった。
なんだかんだで上品、その中にサイコがあってアンバランス。
そんな印象です。ただ、原作は読みたくなりました。