きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

八代目・三津五郎

2013-04-10 | 本と映画の話

現在の三津五郎ではなく.................
2代前かな?「八代目・坂東三津五郎」さんの本です

人間国宝の食通で、最後はフグ肝を何人前も食べて
あたって亡くなるという、嘘みたいな人生の持ち主

子供頃に亡くなったようなので、まったく記憶にはなく
というか、今でもだけど梨園のことは皆目わからない

そんな程度の認識しかありませんが
この本はとっても面白くて、繰り返し読んでいる

食べるだけじゃなく、料理もお好きなようで
真剣に丹念に訓練し、客を招いて御馳走したりしている

そういう意味でも、勉強になって非常に面白い


時代背景も育ってきた環境も、当然ながら自分とは違うので
?と思うことや納得できない記述も、多々あるにはあるし

男性の食通にありがちな、押しの強さも目立ちますが
不思議と気にならなくて、嫌味な感じもなく楽しく読めます

本来、そういう「男食通の脂っこい感じ」は大の苦手なんだけど
全体的に、スッキリと淡泊な空気が流れているような感じで

それで中和されてるふう、お人柄なんだろうか

庶民の味には疎く.....なんて書いてる人もいるけれど
この本を読む限りでは、そんなことはないと思う

美味しいものは「なんでも」美味しい

贅沢料理の中にも、惣菜料理の中にも、美味しいは存在する
食いしん坊が、「庶民の味の美味しい」を見逃す「わけ」がない



先日の「さつま芋の甘露煮」も、ここからヒントを得て煮てみたもの



「さつま芋の白煮」とか「団十郎煮」とか呼ばれていて、繰り返し記述がある

京都の料亭料理で、何代目かの団十郎が好んだものとされ
著者も子供のころ、どこかの大金持ちの台所で教えられたとか

うまく炊けるのに3年かかった、と書いてある

だからって、珍しいとか高価な食材を使うわけでもなく
さつま芋をコトコトと気長に、甘煮するだけの料理だ

しかし「煮方」に工夫があるようで

煮崩れず、表面はべっ甲に透きとおり、芯は黄色
.......とあったから、あ~それなら「栗のコンフィ」と同じだと

自分なりのレシピで煮てみたら、ものすごく美味しく煮えた
しっとりと肌理のこまかい「餡」のようで、食感が知ってる「おさつ」じゃない

蜜の旨さも濃厚で、煮方ひとつで「別もの」になるっていう勉強を
「おさらい」させてもらったって感じ...............

いいもの覚えた



また舐めるように、先を読んでいる

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【なめたけツナ】の炊き込みごはん・弁当

2013-04-10 | お弁当箱

◆米(2~3合)
◆水・にがり(硬めに)
◆なめたけ(1瓶~4分の3瓶)
◆ツナ(ライト1缶・水分をよくきって)
◆塩(お好み)

 ・でっ、炊いただけ

お弁当には、新たに「なめたけ」を少し散らした
お好みで、黒コショウや粉山椒をふっても.........

※次回からは「生姜」を入れる予定


ほか.............................

◆卵焼き(きび砂糖・醤油・サラダ油)
◆小松菜のおかか炒め(醤油・サラダ油)
◆赤ウインナーの油炒め(塩)
◆柴漬け
◆さつま芋の甘露煮・黒ごま

※「さつま芋の甘露煮」は、蜜ごと密封袋にいれて冷凍保存してたもの

◆たんかん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



昨日は1日寝ていて、晩御飯はオットの買ってきてくれた
崎陽軒のしゅうまい弁当(オットは春のお弁当)ですませた
(豆大福とヨモギ大福もあったけど、さすがに食べられなかった)

翌日の下準備をする元気もなかったので、「炊き込みご飯」をセットしといた
ちなみに「お米研ぎ」はオットですが.....................

炊き込むと「なめたけ」の酸味がとんで、思ってた以上に美味しかった
ただ「ツナ」の匂いが気になるので、「生姜」を刻んで入れた方が良かったかも

◆オット朝餉・・・なめツナごはん・納豆(がごめ葱生姜・醤油)・玉葱のおつゆ

おいしがって喜んでいた




鎮痛剤の効果が切れているので、奥の方で鋭い痛みが走る
しかし我慢できないほどでもない、飲むべきか飲まざるべきか~迷う

ウツラウツラのし通しだけど、目が醒めると枕元の本に手が伸びてしまう
相変わらず何冊も積み上げられているのだが、頭痛なのに読みたくて仕様がない

活字中毒にも困ったもんだ

頼みの視力は、「めがね」をかけるようになってから猛スピードで落ちていて
見えないだけでなく「見えずらく」もなって、そろそろ検査した方が良いのかなと思う

数年前に「めがね屋さん」で検査した時は、まだ老眼じゃないと言われた
近視が悪化していて、そのせいで?老眼になるのが遅れているのだろう
だけど最近は近くの文字も見えにくくなってきた、とうとうオールドアイだろうか

こんな状態なのに、今アタシは2年ぶりに「きゃらぶき」を炊いている
注文していた「野(山)ぶき」が届いたもんだから、サボレないのだ(涙)

煮ては火をとめ煮ては火をとめ、と言うより、寝ては起きて煮て寝ては起きて煮て
って感じだ、なにやってたんだアタシは?と思いつつも、ナマモノは待ってくれない

艶々と黒く炊けてきた

あともうすこし

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肉団子べんとう

2013-04-10 | お弁当箱

◆茹で肉団子(前夜の)

◆鶏ガラスープ
◆味の母・きび砂糖
◆醤油・かき油

 ・軽く煮て

◆水溶きコーンスターチ・ごま油・コショウ

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


◆ごはん
◆柴漬け
◆白梅干し・黒ごま

◆肉団子の餡かけ
◆べビーリーフ
◆ピーマンの塩昆布あえ
◆卵焼き(塩・水・サラダ油)

◆たんかん


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


朝起きたらひどい頭痛、つんのめりそうになるくらい頭が重く
顔面が強張ってケイレンを起こし、吐き気もする
微熱があるようだし鼻の蛇口も壊れていた

完璧に「風邪」と「偏頭痛」勃発だ、どうりで昨日から変だった

なんとか朝餉とお弁当を整え、ベットへ「とんぼ返り」
布団の中から後ろ向きで「いってらっしゃい」をする

◆朝餉・・・納豆ごはん(ピーマン塩昆布・辛子・醤油)と豆もやしのおつゆ

あとは鎮痛剤と風邪薬と枕の1日で................

途中でオカメが様子をみにきたけど、かまってもあげられず
ずっと枕元で付き添われつつ、ウツラウツラしていた

久しぶりにひどく痛かった

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豆もやしのマヨラー

2013-04-10 | 大豆加工食品

◆茹でた豆もやし

◆石垣島ラー油
◆マヨネーズ
◆醤油


「豆もやし」は、お塩をひとつまみ入れた湯で
蓋をしたまま10分くらい、しっかりと茹でています

茹であがるまで蓋はとらない

サッと茹でたダケだと、豆が硬く青臭いので
うちの場合は「シッカリ茹で派」です

不思議と、「もやし」の食感はヘタルことなく
シャキシャキのまま美味しい

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ゆで肉団子の甘酢炒め

2013-04-10 | 茹でもの

◆豚ひき肉
◆葱みじん・おろし生姜
◆塩・コショウ・醤油
◆片栗粉

 ・よく練って
 ・まるめてボイルする

◆玉葱・ピーマン・太白ごま油

 ・野菜と肉団子を軽く炒めて

◆鶏ガラスープ(キューブと水)
◆酒・醤油・ケチャップ・かき油
◆きび砂糖・コショウ

 ・すこし煮て

◆千鳥酢
◆水溶き片栗粉

 ・とじて

◆ごま油

 ・火をとめてから

◆金ごま

 ・半ごろし


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

揚げずに茹でるので、シットリと柔らかでヘルシー、調理も気楽
野菜はパリッと硬めに仕上げたほうが、おいしい

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