7月から10月にかけて道ばたでよく見かけるつゆくさ(露草)の花。高さ15cm~40cm程度、花の大きさは1.5cmくらいです。
日本全土、アジア全域、アメリカ東北部など世界中に広く分布するようです。花びらは3枚で下の1枚は白い。
朝咲いて昼にはしぽんでしまうので、朝露のようだということから名前が付けられといわれています。
古くはつきくさ(月草)と呼ばれていて、万葉集にも9首詠まれているとのこと。
朝露に、咲きすさびたる月草の、日くたつなへに、消(け)ぬべく思ほゆ (詠み人知らず)
朝露をうけて咲いていた月草が、日が暮れてしぼんでしまうように、あなたを待っている私の心も消え入りそうになります。
PENTAX K7 + TAMRON AF90mm F2.8 Di MACROで撮影
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