稲の刈り取りの時期がやって来ました。私の住んでいる志木市、家の近くには僅かながら「田んぼ」があるのですが、一昨日見に行ったところ、すでに刈り取りが済んでいました。
そこで、新河岸川のいつもの遊歩道(サイクリング道路)を30分ほど遡って富士見市水子付近の「田んぼ」へ行ってみました。
ここには「田んぼ」が広がっていて刈り取りが行われていたのは1割から2割ほどでした。
そこで、1日おいて今日、9月15日に再び訪ねてみると、この「田んぼ」の一面だけ、コンバインを使った刈り取りが行われていました。コンバインは農家個人が所有していることが多いと言います。農協では、大型のコンバインを持っているとのこと。
実を言うと、コンバインを使った稲の収穫を見るのは初めてです。もしかすると稲刈りをしているかも知れないという期待が見事に当たりました。
稲の品種は何ですかと聞くと「コシヒカリ」とのことでした。埼玉県には「彩のかがやき」という品種があるのですが、この辺りでは、あまり栽培されていないとのことでした。
作柄はどうですかと聞いたところ、運転しているご主人は見た限りでは「上々」の出来映えとのことでした。
実際に御飯にして、食べてみないと分からないのかも知れません。
コンバインで稲穂から分離した籾(脱穀)は右側の白い部分のタンクに一度入れられ、その後、小型トラックに積んであるケースに長い棒を通して移されます。
この収穫された籾(20から30%の水分がある)は農協に運び、できるだけ早く乾燥します。その後、籾すり(籾から玄米にする)した玄米を受け取るということでした。
コンバインの向こう側に見える「田んぼ」の稲は倒れています。9月に入ってからの強い風で稲が倒れてしまったとのこと。この周辺の「田んぼ」は、かなりの割合で稲が派手に倒れていました。この収穫した「田んぼ」も稲が倒れてしまったとのこと。普段の年は倒れることが少ないようですが、コンバインを使う時には、かなり苦労するようです。
刈り入れをしなければ、まだ籾が大きくなるかも知れません。しかし、自然との見合いもあります。
今のところ、南太平洋上には台風が発生していません。大型台風が来ないうちに稲刈りを終わらせてしまうのが得策かも知れません。刈り入れの時期の判断が難しいですね。