めいすいの写真日記

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忠臣蔵 1958年

2021-01-01 | 映画

                               NHK BSシネマ 2020/12/30

 江戸の昔から、日本人の大好きなドラマといっても良い「忠臣蔵」。大石内蔵助を演じる長谷川一夫始め、1958年当時の日本映画界を代表するオールスターキャストで映画化された時代劇大作である

【製作】永田雅一
【監督】渡辺邦男
【配役】
大石内蔵助・・・長谷川一夫
浅野内匠頭・・・市川雷蔵
岡野金右衛門・・・鶴田浩二
赤垣源蔵・・・勝新太郎
大石主税・・・川口浩
吉良上野介・・・滝沢修
女間者おるい・・・京マチ子
大工の娘お鈴・・・若尾文子
瑶泉院(内匠頭正室)・・・山本富士子

製作年 1958年、大映
上映時間 2時間49分

【忠臣蔵 前編】

元禄14年、江戸城の松の廊下で、浅野内匠頭は度重なる侮辱に耐えかね,勅使接待役指南の吉良上野介へ刃傷におよぶ。幕府では、上野介派の老中柳沢出羽守により内匠頭の即日切腹という処分が採決される。悲報に接した赤穂藩の家老大石内蔵助は仇討ちの決意を秘め、浅野家再興を願い出るが,嘆願書は却下される。仇討ちは不可避となるが・・・

江戸城松の廊下で浅野内匠頭は吉良上野介に斬りかかる

城内での刃傷は喧嘩両成敗となるのが普通だが、内匠頭は即日切腹となる。

しかも5万3千石の大名にはふさわしくない庭先での切腹だった

事件を知らせるため、江戸から赤穂への早駕籠が飛ぶ

城内では切腹をするという内蔵助の命があるが、実は内蔵助の意は仇討ちであった

その後、半年ほど内蔵助は祇園の茶屋で遊びほうけた。しかし、それは患者の目を欺くためだった

【忠臣蔵 後編】

いよいよ赤穂の士たちは江戸に集合。上野介が越後へ旅に出るという噂が流れたが、これも赤穂浪士を一網打尽にするための虚偽と内蔵助は看破し、はやる同士を抑える。やがて,吉良屋敷の絵図面を手に入れた赤穂浪士47人は、12月14日、降りしきる雪をついて,ついに本所吉良屋敷へ討ち入る・・・。

 討ち入りの祭には改築を続けた吉良屋敷の絵図面が必要になった。岡野金右衛門は大工の娘お鈴が恋人だった。が、彼女に絵図面の入手を頼むのは、真実の恋がその方便だと受け取られそうでいやだった。しかし、彼女は判ってくれて絵図面は手に入った。

 吉良家の絵図面を前にしての打ち合わせ

討ち入りの日が14日と決まり、決行当日、内蔵助は瑶泉院のもとを訪ね、ひそかに別れを告げたが、間者を恐れ決行のことを言わなかった。帰り際に仏壇に残した血判状を見て瑶泉院は討ち入りを知る。

 赤垣源蔵、徳利の別れ

 47氏はそば屋の2階から出陣した

吉良上野介邸に集合した赤穂浪士たち

山鹿流の陣太鼓を打ち鳴らす大石内蔵助

 壁に貼り付けられた口上書

清水一角と岡野金右衛門との戦い

討ち入りの時間は相当かかったが、ついに炭焼き小屋から上野介を引きずり出した

 四十七士は両国橋まで引き揚げてきた。その橋の脇に瑶泉院の姿があった

【感想】

 キャストが揃っているだけでなく、いろいろな場面での演技が素晴らしかった。特に女性の衣装が豪華でみばえがした。建物の出来映えも納得が行くもので見事な時代劇になっていたと思う。こうした大型の時代劇は、現代では作るのが難しいのではないか。しかし、大スターの中には出番が少ない時間なので、実力を出来無い人もいた。子供の頃、「山本富士子さんは日本一の美女」と聞いていたが,その真価がこの映画でわかった。


お正月料理 ・・・ 令和3年

2021-01-01 | 家での食べ物

令和三年が始まりました。お屠蘇で今年が良い年になりますよう願いました。
その後、お雑煮を食べました。久しぶりに鯛も飾りました。なお、おちょこのひとつは女房の手元です。
 
 おせち料理は例年通りです。ただ、伊勢エビの代わりのロブスターが登場しました。