和光市民合唱団の第20回定期演奏会が2月17日(日)に和光市サンアゼリア・大ホールで行われました。
今回の曲目はオルフの作曲した世俗カンタータ「カルミナブラーナ」他です。
今年は和光市民合唱団創立20周年記念の演奏会なので意欲的なプログラムが選ばれたようです。
会場はほぼ満員の盛況。
この合唱団は知り合いの岸佐登美(うたぴよ)さんが大きな役割を担っています。
「カルミナ・ブラーナ」に先だって、第1部に演奏されたのはワーグナーの
歌劇「タンホイザー」の序曲と大行進曲「われらここに集い」
歌劇「ローエングリーン」の第一幕への前奏曲と「第三幕への前奏曲と婚礼の合唱」。
今年はワーグナー生誕200年ということでもあり、選曲されたと思うのですが、1部から大きく盛り上がりました。
20分の休憩の後、第2部は「カルミナブラーナ」。
「カルミナ・ブラーナ」は中世(11世紀から13世紀頃)の世俗歌謡曲をもとに1936年にオルフによって書き上げら
れた混声合唱、少年合唱、ソプラノ・テノール・バリトンのソリスト、大規模なオーケストラからなるカンタータ。
出演はソプラノ高橋薫子、テノール澤崎一了、バリトン青山貴。
和光市民合唱団、和光児童合唱団、和光市民合奏団、指揮 久保田洋、合唱指揮 古澤泉。
独特なリズムは生命力にあふれ、美しく力強い合唱は聴く人の心を打つ人間賛歌です。 団員である岸さんの話
では、この曲は合唱曲としては予想外に難しく、特に出番の多い男声合唱は歌えるようになるまで苦労したとのことです。
児童合唱団を含めると200人にも登る合唱はとても迫力がありました。
和光合奏団の演奏も歯切れが良く、金管や打楽器が生き生きと聞こえてきました。
1時間以上かかる演奏はよくまとまっていて、その躍動感に感動しました。
特にソプラノの高橋薫子さんは、全員が黒と白の服装の中、赤いドレスで登場し、美しい歌声を響かせて印象的でした。
また、30人ほどの児童合唱団も、天使のような歌声を聞かせてくれました。
これだけの大人数なので、アンコール曲はないと思っていましたが、カルミナブラーナの10番を再演。
最後に児童合唱団の右手でのガッツボーズが決まりました。
先ほど打ち上げから帰りました。
さすがの元気印のうたぴよもぐったりです(笑)
次のブラームスも難曲とのこと。
もう一度ギア入れなおして頑張ります~★
来年は、ブラームスのレクイエムということですが、
モーツァトル、ヴェルディ、フォーレのレクイエムはCDを持っていますが、ブラームスは持っていません。
ということは、聞いたことが無いと言うことです。
それまでにも、聞いておく必要がありますね。
抜粋がテレビ放映されたとのこと(それも10年近い昔)ですが、小生は『愛の妙薬』当初放映の全曲版(ゲスト高丈二氏、アナウンサーは懐かしの後藤美代子さん)をVHSで所有していますので、ご興味あれば。
ここでの「人知れぬ涙」は、日本人でなければ歌えない情感がありますね。どうしてこんな風に歌えるの?と外国人歌手も驚くそうです。
小生還暦ちょっと過ぎのアマテナーです。
icf44085@nifty.com
「めいすいの音楽随想」を読む人はあまりいませんし、まして山路芳久さんの「愛の妙薬」について書いた随想を読んでいただいて感激しています。
書くに当たってハイライトでありましたが、4~5回は見たと記憶しています。二期会のオペラもなかなか良い演出でアディーナ(ソプラノ)役の番場ちひろさんも魅力的でした。
そういえば初回放映は、まだ、VHSの時代だったかも知れませんね。
懐かしい話です。