めいすいの写真日記

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映画「野生の呼び声」・・・2020年

2021-01-18 | 映画

               WOWOW 2021-01-15 

 この山々の一角には、新種の森林狼たちが現れるという。彼等は人間や狼よりも賢い。
 ある犬が群れを率いているからだ。彼等は何も恐れることなく、子供を育て豊かに暮らしている。その犬をただの伝説だと言うものもいる。だが、それは違う。
  私は知っている。人間の側にいた頃の彼を。彼は今、この山に住むが、毎夏になると谷へ降りてくる。覚えているのだ,かっての優しい主人を。それは彼が仲間を見つけ、自ら主となり、野生の呼び声を聞く前のことだ。

 原作は、アメリカの作家ジャック・ロンドンが1903年に発表した冒険小説「野生の呼び声(The Call of the Wild )」
 アメリカの小・中学校の教科書に載り、世界47カ国語に翻訳され、100年以上にわたって愛され続けている名作。なんと本作を含め8回目の映画化である。
  主人公ソートンを演じるのは、「インディジョーンズ」役の名優 ハリソン・フォード
 名犬バックはCGによって描かれています。モデルにしている犬は監督の妻が探したのだとか。

 バックはカルフォルニア州ミラー判事の家の飼い犬。やんちゃな犬で近所でも有名であった。
 ゴールドラッシュに沸く時代で大きな犬のため、そり犬として目を付けられ誘拐されてしまう。

 バックは列車に乗せられ、北へ北へと運ばれる。

さらに船に乗せられて、アラスカ州スキャグウェイ、ユーコンへと続くはるか辺境の地まで連れられて来る。これまで住んでいた場所とは違い、極寒の地でもあった。

 バックは売られ、郵便配達の犬ぞりメンバーとして連れて行かれる。
 主人のペローとフランスワーズは、港町からドーソン・シティまで郵便物を届ける仕事をしていた。
 犬ぞりのリーダー・スピッツは、気性が荒くプライドの高いボスである。バックはハーネスを付けられ、始めは犬ぞりの後方に繋がれた。
 犬ぞり隊は氷が張った川の上を慎重に進みます。メキメキと音がした時でした。氷が割れ、フランスワーズが氷水の中に落ちてしまいます。バックは、その後を追い、氷の中に飛び込み、彼女を助けます。

 次第に頭角を現し、持ち前の体力と純真な性格で仲間の信頼を得て行くバックとスピッツとについに対立が始まる。最終的に闘い破れたスピッツは去って行きます。

 大規模な雪崩が起き、リーダーのバックはペローの指示には従わず、洞窟の中を通り見事に雪崩をよけて進みます。

 これらの様々な危機の場面には、いつも黒い狼が側にいてバックを助けます。オーロラがとても綺麗です。

 バックがリーダー犬になり,その見事な走りで、これまでなかった郵便を時間内に届けるのに成功する。

 バックの郵便配クルーは、町中の人気者になった。犬ぞりにも慣れ、仲間たちと雪原を走るバックは生きがいを感じるようになった。しかし、好事魔多し、郵便ぞりは電報の導入により、廃止となってしまう。
 バックたちの犬ぞりを次に買ったのは,ハルという飼い主だった。犬ぞりの経験の無いハルは虐めを加えるばかりだった。

 疲れ切ったバックを助けたのは、これまで何回か顔を合わせていたソートンだった。二日間眠り続けて回復したバックと息子を亡くしていたソートンは、息子の夢であった、地図にのっていない未開の地への冒険を決意するのだった。・・・・・

【感想】

 アラスカの豊かな自然、雪とオーロラ、澄んだ川の流れ、トナカイ、熊、サケなどの魚、鳥・・・,美しい理想郷に映画を見ている人々は引き込まれます。
  犬たちの動きはCGで描かれていますが、人間的な行動をするところがあります。そのことが話が分かりやすくする面もありますが、これまでに動物のままの動きで作られた映画に比べるとどうなのか知りたくなるところもあります。



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