マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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第2回野遊び観察会

2006年07月07日 09時07分35秒 | 自然観察会
今日は保護者会のみなさんが楽しみにしていた二回目の野遊びサポーター観察会。

矢田山へ登る観察コースは始めての体験。

少年自然の家を出発した一行は、早速オトシブミを発見しました。

水田に棲むホウネンエビやカブトエビ、カワニナを見たり、丸くなっているヒルなどを観察します。

笹の葉の先にそぅーっとテイカカズラの花を挿すとクルクル回るプロペラに変身。

野遊び体験のひとつですね。

飛んできたテングチョウやお地蔵さんのように佇むシュレーゲルアオガエルやマドホタル、ナナフシを見て、でっかい矢田の大石や四国八十八地蔵道を巡りながら頂池へ登っていきます。

森の中に入ると妖精のように咲くツルアリドウシのオシベとメシベの違いを観察します。

頂池で採取したタヌキモややフサモなどの食虫植物を顕微鏡で観察していると、ぽっぽっとヒツジグサが咲き出した。

未の時間になると咲くことからヒツジグサと命名されたことが実感できます。

食事を終えて矢田山を降りていくと、弘法の井戸ではハルユキノシタが綺麗に咲いている。

さらに下ってアカガエルをやっと発見する。

観察コースで見られた野鳥は、ツバメ、オオヨシキリ、アオサギ、ホオジロ、シジュウカラ、ウグイス、ハシブトガラス、コゲラ、ヒヨドリ、メジロ、スズメ、ハシボソガラス、アマサギ、ホトトギス、キジ、カルガモ、ヒバリ、ムクドリ、キジバト、コジュケイ、ハクセキレイ、カワセミ(声のみ)、カイツブリ、キビタキ、ヤブサメ、カワラヒワ、ヤマガラ、セッカ、ダイサギの29種。

存分に楽しんだ観察会でした。

(H18.6.11 Kiss Digtal N撮影)