川西町下永の宮座五人中衆は早朝に八幡神社の境内へ集まって大きな杉玉を作っていきます。
二つの杉玉はほぼ球状の形で直径50cmもの巨大なもの。
鎧と兜を現しているといわれる杉玉は左右の区別はないという。
完成すると一老と二老が杉玉をぶら下げた太い竹を担いで同神社入り口の辻に立つ2本のニレの木に吊り掛けられます。
この杉玉のヨロイは三本の竹輪が心棒になります。
枝付き杉葉を下にして二段目の竹輪から針金で括りつけていきます。
全体を杉葉で覆うと今度は上段に括りつけていきます。
丸くなるよう形を整えハサミで綺麗に刈り込んで完成。
昔のヨロイは周りを数本の矢で挿した大きな杉玉だったとおっしゃる。
一方、拝殿ではニレの木の高い位置に供えられる竹矢を作っていきます。
37本の矢は二本の竹の矢筒に収められます。
勧請縄の一種と思われる鎧と兜の杉玉は太い竹に吊るされるのですが、その竹は弓の弦を表しているそうです。
兜と鎧に弓と矢で構成された勧請縄は戦の神さまとされる八幡神社の守り神と考えられています。
(H19. 1.14 Kiss Digtal N撮影)
二つの杉玉はほぼ球状の形で直径50cmもの巨大なもの。
鎧と兜を現しているといわれる杉玉は左右の区別はないという。
完成すると一老と二老が杉玉をぶら下げた太い竹を担いで同神社入り口の辻に立つ2本のニレの木に吊り掛けられます。
この杉玉のヨロイは三本の竹輪が心棒になります。
枝付き杉葉を下にして二段目の竹輪から針金で括りつけていきます。
全体を杉葉で覆うと今度は上段に括りつけていきます。
丸くなるよう形を整えハサミで綺麗に刈り込んで完成。
昔のヨロイは周りを数本の矢で挿した大きな杉玉だったとおっしゃる。
一方、拝殿ではニレの木の高い位置に供えられる竹矢を作っていきます。
37本の矢は二本の竹の矢筒に収められます。
勧請縄の一種と思われる鎧と兜の杉玉は太い竹に吊るされるのですが、その竹は弓の弦を表しているそうです。
兜と鎧に弓と矢で構成された勧請縄は戦の神さまとされる八幡神社の守り神と考えられています。
(H19. 1.14 Kiss Digtal N撮影)