マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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曽爾長野山の神祠

2007年02月07日 09時53分12秒 | 曽爾村へ
曽爾村の長野の屏風岩へ登る途中、静かに山の神祠が鎮座している。

毎年1月7日の朝7時ころ、山の仕事の関係者が祠の前に集まって山の神神事が行われます。

イワシやスルメにモチを藁で包んだタワラモチ(山添村でみられるホーダイ(ホーデン)とほぼ同じ形態)と呼ばれるお供えを山の神に供えます。

狭い境内にはとんどを焼く「とんど場」が備えられており、ここで持ち寄ったモチを焼いて七草粥とともに食します。

イワシもスルメも焼いて早朝の世間話し。

静山荘のオーナーに教えていただいた山の神の下見。

祠の真後ろには昨年に供えられたタワラモチが木に吊るされたまま残っている。

(H18.11.22 Kiss Digtal N撮影)

五位堂十二社神社迎春祭

2007年02月07日 09時49分17秒 | 楽しみにしておこうっと
香芝市五位堂の十二社神社で元旦に祭事される迎春祭。

新春を迎える参拝者に600本ものお神酒が振舞われます。

このお神酒の中には同神社の由緒文が入れられたものでご利益があるといわれています。

大晦日の夜から長い行列が並び地区総出で新春を祝います。

朝からの注連縄飾りを終えた氏子らにお聞きすると昼12時と思ってたものは元日0時から始まるものだった。来年の楽しみとしておきましょう。

(H18.12.31 Kiss Digtal N撮影)